えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

日常に戻す

7日の昼ごろ長男の嫁と二人の孫が来て、翌8日の夜に長男が帰省した。

 

帰省中、子どもたちは毎日、動物園はじめ簗場、愛知県民の森、サンテパルク田原、ボーリング場など等に出かけ、朝早くや夕方には家の前の公園で蝉とり、夜は花火も楽しんだ。もちろん、お墓参りにも行ってくれたけれど。

 

その間、私は朝早くから孫に起こされ、孫の世話と夫の介護と食事の世話に追われ、子どもたちが出かけると狂ったように掃除機をかけ、濡れモップで拭き掃除。そして、夕食の準備に片付け、お風呂の掃除。子どもたちが離れへ寝に行くとまた掃除の毎日だった。

 

それもこれもすべて息子のため(決して言わないけれど)。嫁が幸せでいられること、それが孫にとっても息子にとっても幸せなこと。そう信じ、労を厭わず動き回る毎日だった。

 

そして今朝、朝食を済ませると、はじめは長男だけ先に帰り、嫁と孫は18日に帰る予定だったけれど、みんな揃って横浜の自宅に帰って行った。

 

今日は夫もデイケアに出かけ、私は一人。

どこかに飛んで行きたい気持ちがないわけではないけれど、夫との静かな日常に戻るためにはまずは片付けが優先だ。

朝からたくさんの洗濯をし、子どもたちが使ったおもちゃをきれいにし、物を定位置に戻し、掃除機をかけ、濡れモップだけではきれいになりそうもない床をぞうきんで拭き掃除。汗だくになりながらとりあえず母屋だけは子どもたちが帰省する前と変わらない状態に戻した。

 

楽しかったには違いないけれど、本音を言えばやっぱりちょっと疲れた。

今日は残ったビールを飲んで一人「お疲れさま会」だ。そして、早く寝てしまおう。そうすれば明日はもうきっと元どおりだ。まあ、離れの片づけは残っているけれど。