昨日は楽しみにしていた「ふれあい音楽会」だった。
「秋に奏でる癒しの音色・二胡」 ~ゆったりとした音色を楽しんでください~
ということで、二胡を中心としたピアノとチェロのトリオだった。
去年も二胡の演奏会があったけれど、去年とは違うメンバーだったので私たちにとっては初めて聴く演奏者たち。でも、ふれあい音楽会は3回目だそうだ。
音楽会は二部構成で、一部は少年時代から始まり、蘇州夜曲~夜来香、天上的風と続き、枯葉、津軽海峡冬景色と、いろんなジャンルの曲を楽しませてもらった。
二部の始まりは「なおみコーナー」と題し、ピアノの即興演奏。
その日にお誕生日の人(お一人いらした)の名前を聞き、その方の名前を何度も曲の中に取り込んだ(そう聞こえるように)曲を即興で演奏した。
それがとにかくとってもすばらしかった。プレゼントされた方はもちろんだと思うけれど、一緒に聴いている私たち聴衆もみんな温かい気持ちに包まれ、思わず笑みがこぼれていた。
そしてラストは賽馬という曲。
私は二胡の生演奏は今回が二度目。テレビでも二胡だけでは聴いたことがなかったので初めて聴く曲だった。
これがまた震えるほどにすばらしく、馬が草原を勢いよく走っているさま、蹄の音、嘶く音まで聞こえてくるような二胡とチェロの演奏で 不覚にも涙が溢れてきたほどだった。
他の人たちも同じように感じたのか一斉に拍手が始まり、演奏が終わった時には鳴り止まないほどだった。
良かったら、違う人の演奏だけれどUチューブにあった賽馬の演奏を聴いてみてください。生で聴いたら何倍もすばらしいと思うけれど。
アンコール曲は情熱大陸。
どの曲ももちろんすばらしかったけれど、最後の2曲は 格別だった。
生の音楽はいつ聴いても心にも体にも響いてくる。だけど、昨日はトークも三河弁丸出しでとっても楽しかったし、いつまでも興奮が冷めやらず、最高に楽しい音楽会だった。