えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

久しぶりに散歩に行った

大型連休に入り、テレビでは空港や駅の様子を映しているけれど、我家では夫が元気だった頃から連休だからといってどこかに出かけることはなかった。

連休にはいつも生垣の刈り込みや剪定をしたり、夏野菜を植えたりと、庭仕事ばかりしていたような気がする。

 

孫が生まれてからは長男家族が帰省するようになった。だけど、今年は4月から長男が出身大学のラグビー部のヘッドコーチを引き受けたそうで連休は合宿に参加。だから帰省することはない。なので、我家ではいつもと何も変わりない日々を送ることになるだろう・・・と思う。

 

今日は土曜日。何の予定もない。

私はいつもと変わりない時間に起き、夫はいつもより少しだけゆっくり起きた。

私はいつものように夫が起きる前に新聞を読み、コーヒーを飲み、PCを立ち上げ・・・

夫が起きると身体拭きをし、洗濯機を回し、朝食にした。朝食を終えると夫はCDをかけ、新聞を読み始めた。私は洗濯物を干し、そのあと庭を一まわり。

 

今朝、咲いているのを見つけた。甘草なのか、キスゲなのか・・・

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この花は30年ぐらい前に伯母からもらったもの。伯母はもう25年ぐらい前に亡くなったけれど、この花は毎年咲き、その度に大好きだった伯母のことを思い出す。

 

増えすぎてちょっと困っているけれど、やっぱりステキだ。

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シランは満開。

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白のシランも満開。

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ネギはみんなネギ坊主になっている。

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庭を一回りし、部屋に戻り、撮った写真をPCに取り込み、夫に見せた。

 

夫は窓の外を眺め、窓から見える花を眺めはじめた。

最近では夫は外に出たがらなくなってしまったけれど、今日は何となく外に行きたいと思っているように感じた。それで「散歩にでも行く?」と聞いてみると首を縦に頷いた。

というわけで、久しぶりに散歩に出た。

 

今日は快晴。お日さまが当たっていると暑いぐらいだったけれど、川沿いをせせらぎを聞きながら歩いた。歩いていると、爽やかな風が頬にあたり、とても気持ちが良かった。久しぶりに歩いた心地よさも加わって。

 

散歩の途中、ご近所の小母さんにも会えた。95歳の小母さんは4点杖をつき畑にいた。そして、私たちに春菊を摘んでくれた。その春菊は胡麻和えと天ぷらにし、さっそく夕食でいただいた。