えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

寝るが一番

このところ、気候の変化に体がついていかないのか、疲れてならない。

年のせいもあるかもしれないし、夜中に何度も起きるせいかもしれないけれど、午後になると座っているのも辛くなってしまう。訪問リハビリは午前中だけれど、夫のリハビリを座って見ていると目を開けていられないときもあるほどだ。

「横になりたいなあ」と思っても、夫は今年に入ってからほとんど昼寝をしなくなってしまった。夫が寝ないということは私も寝られないということ。

 

昼寝をしなくなった夫は夜が早い。19時頃、遅くても19時30分にはベッドに入り、あったいう間に眠ってしまう。そのあと、風呂だけ済ませ、私も一緒に寝てしまえばいいのだけれど、日中、フッと息を抜ける時がないものだから、何だかもったいなくて、寝たくないのだ。で、テレビの前に寝っ転がり、無駄に時を過ごしていた。

 

最近は見たいと思うテレビもない。たくさん録画してある番組の中からどれかを選んで見始めると、必ずと言っていいほど途中で眠ってしまう。巻き戻して再生しても、どういうわけかまた同じところで寝てしまう。そんなことを何度か繰り返しているうちに日付が変わるころになってしまう。そして、布団に入ってから眠れなくなるという悪循環の毎日だった。

それで、体が限界に達してしまったようだ。先週は気圧の変化の影響もあるのかもしれないけれど、久々に頭痛に見舞われてしまった。一旦、頭痛が始まると、寝たくても、寝れば良くなると思っても寝られないのだ。幸い、今回はそこまで酷くならないうちに眠ることができ、治まったからよかったけれど。なので、このところ早めに布団に入るようにしている。

 

初めのうちは布団に入ると、夫同様にバタンキュー状態だった。それが、毎日のように早くに布団に入るようになると、今度はなかなか寝付けない。それでも目を瞑り、静かにしている。それだけでも体は休まるようでだいぶ楽になった。

 

今日も、夫は19時ごろに寝てしまった。私は見たいテレビもないし、録画番組も見る気がしない。読みかけの本をもう少しだけ読んで、21時ごろになったら「もったいない」なんて思わないで、私も寝ることにしよう。寝るが一番。眠れるなんて、こんなに幸せなことはないのだから。