えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

異常な暑さ

先週木曜日の天声人語に東京・有明で開かれていた「猛暑対策展」のことが書いてあった。建設現場や倉庫作業など暑さと戦う企業向けの産業見本市で、20日まで。

巨大送風機、熱を遮るヘルメット、着脱可能な「着るエアコン」など等、いろんなものが出展されていて、「着るエアコン」は大阪市の中西雄三さんという方が、東日本大震災がきっかけで、炎天下の復興作業には、電気がなくても涼しく過ごせる衣類が不可欠ではないかと考え開発したそうだ。その方が今年出展したのは超小型エアコン。一見、ただのバケツだが、中の氷が冷気を発し、段ボールで仕切られた避難所を冷やすのに最適だそうだ。このところの暑さは異常としか言いようがない。天声人語の筆者は星野達子さんの「蓋あけし如く極暑の来たりけり」という句を引用し、「湯のたぎる大鍋のフタを開けたような日が続く。屋外働く方々はもちろん、屋内で過ごす日でも熱中症対策をお忘れなく。」と結んでいた。

私も熱中症には気を付けているけれど、これを読んで、こんないいもの「被災地で実際に使われていたらいいのに・・・」と思わずにはいられなかった。

 

今日の朝刊の一面。

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異常な暑さは最近のことだと思ったら、1942年(だったと思う)にも、1959年だったか60年にもあったらしい。(夕方のNHK 名古屋放送局のニュース情報番組よる)

そのころはエアコンなんてものはなかったけれど、まだ子どもだった私はどうやって過ごしていたんだろう。

冷夏も困るけれど、猛暑、酷暑、極暑、熱帯夜が続くのは辛い。天気予報によると、明日は気温が少しだけ下がるけれど、湿度が高く、不快な暑さだという。カラッとした酷暑よりも溽暑の方がもっと辛いかもしれない。ああ、イヤだイヤだ。