えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

子どもたちの帰省

昨夜遅く、次男が帰省した。

そして、今日はどこにも行かず、テレビの前で寝そべり、ただただのんびりと(だらだらと)過ごしている。

 

土曜日の夜遅く、義姉がいつものようにお墓のお花を届けてくれた。

白と黄色い菊が10本づつ、同じく白と黄色の小菊が2本づつ、ピンクの小菊が1本。お墓のお花とお仏壇のお花を仕立てるのに十分な量だ。

 

我家は本家でもあるし、お花がきれいなうちにお墓参りに行って、お墓もきれいにしておきたいと思う。でも、日曜日は出られない。で、今日、夫がデイケアに出かけたらお墓参りに行こうと思っていた。

次男もお墓参りに行くつもりだと言っていたので「一緒に行こう」と誘ったけれど 、夜が遅かったこともあり、いつまでも寝ていた。部屋はぐちゃぐちゃになっているし、だらしないなあと思うけれど、親に手をかけさせるわけでもないし、普段はそんなにだらだらもしていられないだろうから「まあ、実家に帰った時ぐらいいいっか・・・」と、思い直し、一人で行ってきた。

 

今朝、長男から「今週、夏休みをとるから15日に帰省し、3泊して18日に帰る」と、メールが入っていた。次男の会社は休みの日にちが決まっているけど、長男のところは夏休みという形で自分で休みは決められるみたいだ。

 

今年は何の連絡もないし、コーチをしている出身大学のラグビー部が合宿中でもあるので、帰省はしないのかと思っていた。なので、ちょっと嬉しかった。

ただ、次男と入れ違いなのが少しばかり残念ではあるけれど、お盆の時期は車にしても新幹線にしても込み合い、必要以上に疲れるだけだから少しずらして帰省するのもいいかもしれない。

親としては、兄弟が親亡き後も末永く仲良く、困った時には助け合える存在であってほしいと思っている。そして、次男が甥、姪である孫たちから好かれる存在であってほしいとも思う。だから、本当は一緒に過ごせると良いと思ったのだけれど、仕方がない。

 

最近、新聞の投稿欄に帰省に関する意見がいくつか載っていた。

一つは、老親のところに帰省するなら老親の負担を考え、ホテルを利用するようにという意見。それに対して、子どもたちは帰省するにはお金もかかるし、親としては実家に泊ってほしい。というもの。そしてもう一つは、お盆の帰省はご遠慮願ったという意見だった。(涼しい時期に来てほしい)

細かい内容まで書かないとわからないかもしれないけれど、三者三様で面白かった。

我家としては、大変には違いないけれど、やっぱり実家に迎えてあげたいと思う。この年になると、あと何日一緒に過ごせるだろうかと考える。十分なことはしてやれないけれど、顔を見られるだけで幸せなことだと思うから。

 

明日の夜には次男が帰ってしまう。

明後日は長男家族が来てくれる。そして、土曜日にはみんな帰ってしまう。

平々凡々と、変化のない静かな生活を送っている年寄り二人。久しぶりに寂しさも、楽しさも味合わせてもらえ、数日とはいえ賑やかで、変化に富んだ楽しい生活が送れるなんて、何と幸せなことでしょう。帰省してくれる子どもたちに感謝・感謝だ。