えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

自分のごみは自分で持ち帰りましょう

秋晴れの今日は町内会(全市をあげて)の530運動の日だった。

開始時間が8時なので、いつものことだけれど、夫の状況で参加できないことを想定し、先週は私の530週間だった。

 

家の前の道路の掃除と草取り、側溝の掃除をしておくだけなのだけれど、今の時期は公園の落ち葉が道路だけでなく側溝の中にもいっぱい溜まっている。それを掃き、ビニール袋に入れていると腰に負担がかかり、私には結構重労働だ。この間の秋祭りの後、雨続きだったので爆竹の残骸も道路にへばりついていて掃いても掃いても取れやしない。でも、落ち葉と草は許せる。爆竹の残骸も許容範囲内だ。だけど、たばこの吸い殻と飲み物の缶やペットボトル、それとお菓子の空き袋は許しがたい。我家が公園の前なのでこうしたごみに悩まされるのかもしれないけれど。

 

530運動のことは何度も書いているけれど、はじめは「自分のごみは自分で持ち帰りましょう」ということから始まった。しかし、今では市をあげての清掃日となっている。

それはまあ、良いことだと思っている。でも、我家の辺りを見る限り、各々の家の前は皆さん日常的にきれいにしてみえる。だから町内をあげて日時を決めて清掃する必要性を感じない。それより原点である「自分のごみは自分で持ち帰りましょう」ということが徹底されればたばこの吸い殻も飲み物の容器やお菓子の袋などが道路や側溝に落ちているなんていうことはなくなる。そうすれば町中がきれいになるはずだ。でも、ニュースで渋谷のハロウィンの状況を見ていると、自分のごみを自分で持ち帰るという行為は難しいことなのだと思ってしまう。

 

因みに、10年ぐらい前までは530運動の日には殆どの家庭が参加していた。そして、ご近所といっても滅多に顔を合わせることがないので、その時に親交を深めていた。それが徐々に参加者が減り、最近では半数ぐらいの家庭になり、しかも参加者は固定されてきた。それはそれで事情も考え方もあることだから構わない。だけど、今日は隣組の2軒の人と、組長さんしか顔を合せなかった。こんなことはこの地に暮らして40年、初めてのことだった。たぶん、だれも参加しなかったわけではなく、それぞれの家の前を清掃して終了したのだと思う。だけど、組長さん以外の組の人たちの誰とも会えなかったのはちょっと残念だった。