えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

散々な週末

金曜日、鬼の霍乱なのだろうか何十年ぶりかで発熱した。

火曜日頃から少し席が出ていたけれど、木曜日の夕方までは普段と変わりなく元気だった。夕食を食べた頃から体がだるく感じ、座っているのも辛くなった。それでも片付けをし、夫の歯磨き介助を済ませ、就寝させるところまでは頑張った。そのあとは倒れ込むように布団に入った。どんな状況であれ、夫と二人暮らしの身、夜中はいつものようにトイレ介助には起きた。

 

金曜日の朝、起きるのは起きたけれど、座っているのも辛く、夫には申し訳ないと思ったけれど訪問リハビリは休んでもらった。それでも最低限夫のことだけはやらねばならない。全身清拭、着替え、三度の食事の準備、トイレ介助、洗面介助・・・等など。

朝のうちは座っているのも辛くて、夫の全身清拭と着替えを済ませ、朝食の準備を終えると倒れ込むように夫のベッドで横になった。うとうとしても夫がトイレに行きたくなれば気配でわかるし、食事の準備をする時間も分かる。午前中は熱があるとは思いもしなかったけれど、昼ごろには手のひらが熱く感じるようになり、熱を測ってみると38.4℃もあり、座っているのも辛いわけだと納得した。

37.5℃ぐらいまでの熱なら大人になってからも何度か出たことがある。それでも数えるほどだ。38度以上の熱なんて、私の記憶が正しければ小学生のころが最後だったと思う。

とはいえ、夫のことだけはやるしかない。介護保険のお世話にはなってるけれど、緊急時には何ともならない。「誰か助けて‼」と叫びたくてもそうもいかない。せめて、夫が昼、夜に食べるものだけでも、コンビニかスーパーのお弁当でもおすしでもいいから買ってきてもらえないかと思うけれど、頼める人はいない。ましてや金曜日は雨だったし・・・ まあ、ありあわせで何とか簡単なものは作れたのだけれど。

土曜日も調子は戻らず、咳のし過ぎで肋骨や胃の辺りの筋肉は痛むし、腰も痛くなりコルセットを装着した。しかも、金曜日の朝から水しか飲むことができずいた。それでも、昼にはおかゆを作って少しだけ口にできたから少しは良かったのだと思う。

 

今朝、やっと平熱に戻った。それでも咳は残っているし、午前中はまだ本調子ではなく夫のベッドで横になっていた。

午後になると、座っていられるようになり、夕方には台所仕事も普通にできるようになった。昼食はおかゆを夕食は消化のよさそうなものを作り、いつもより量を減らしたけれど食べることもできるようになった。

もう大丈夫。明日はきっと元気もりもりで動き回れそうだ。数日間つけることがなかったテレビも見られそうだし、皆さんのブログにも訪問できそうだ。

健康でいられることの何と有難いことか。それにしても散々な週末だった。

 

ひとりごと

こんなことになったのは、元をただせばチャドクガの幼虫のせいだと思う。そんなことを言えば「何かのせいにする前に自分自身の生活を見直しなさいよ」と言われそうだけれど、今回の体調不良と発熱は消毒にやられたのかもしれない。

まあ、元気になったから良しとしよう。