えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

いつまで続く散々な日々

良いこともたくさんあった。

だけど、5月末からそれを打ち消してしまうほど散々なことが続いている。

何回も書いてしまうけれど、はじめはチャドクガの幼虫が大量に発生したことから始まった。

私の発熱と酷い咳。咳が治まり始めた頃から夫が酷い咳をし始めた。夫は発熱しなかったことだけは幸いだったけれど、回復するまでに私は20日ぐらい、夫は10日ぐらいかかってしまった。回復するとすぐに右足を毒虫に刺され酷く腫れあがり、数日後には夫の右腕も赤く腫れているのを発見した。何かに刺されたことだけは確かだけれど、それが何なのかは分からない。ただ、腫れは引いてきたものの3日以上経つ今も夫の右腕は赤く腫れている。

 

水曜日、夫はデイケアに行き、私は久しぶりにふれあい音楽会に行ってきた。

今回は昨年に続き2回目出演のピアノとフルートとチェロの3人組。昨年もすごく印象に残る楽しい演奏会だったけれど、今年も期待どおりステキな演奏会で、私はすごくご機嫌だった。

夫が帰宅するとすぐに夕食だ。ご機嫌なまま食べていると、その最中に夫の銀歯取れてしまった。

夫は数年前に銀歯が取れて以来、定期的に歯科受診している。ずっと月1回だった受診が先々月には2か月間様子を見ることになり、先月受診した時にはきれいに磨けているから3か月に1回にしましょうと言われたところだった。ただ、取れてしまった銀歯は今まで取れたら貼り付け様子を見てきたけれど、もう根元の歯が割れてしまったので今度取れた時には抜くしかないと言われていた。その歯が取れてしまったのだ。

木曜日に歯科に電話すると、普段はお休みではないけれど、その日に限って1日お休みだと総合受付(療養型の病院の歯科なので)で言われた。

金曜日は訪問リハビリの日なのでリハビリが終わってから再度電話をした。すると、歯科医が直接電話に出て下さり、17時から診てくださることになった。

その日は夫の誕生日でもあったので、スーパーのおすしを買いに行き、帰宅後すぐに夕食を食べられるようにと準備しておいた。いつもは17時から17時半ごろには夕食を食べるので、おなかがすきすぎないようにと、ケーキの代わりに麩まんじゅうも買い、食べておいた。

歯科受診の前に夫は爪を切ってほしいと訴えた。朝から動き回っていたので一服したかったけれど訴えられたのでは切るしかないとイヤイヤ始めた。それがいけなかったのだろう爪だけではなく1か所皮膚まで切ってしまった。血が出るほど酷く切れてしまったわけではなかったけれど、痛かったらしく怒る、怒る。

 

歯科受診すると、やっぱり、もう抜くしかないと言われ抜歯。

そして、抜歯した部分の圧迫止血のために咬んだ脱脂綿を取るのが18時。食事は麻酔をしたので20時以降とに事だった。

何時もだったら20時にはもうベッドの中だ。

それでも、すぐに診ていただけたのだから良しとして20時まで待ってハッピーバースデーだ。

そして今日。今度は私の銀歯が2本も取れてしまった。夕食前に小腹が空いて一人でお菓子を食べたのがいけなかった。あれっ、と思ったら左下の銀歯が取れ、うがいしてもう一度おせんべいを食べたら今度は右下の銀歯が取れた。

こうなったらもう笑うしかない。月曜日に歯医者さんに電話して受診日を決め、しばらく通うことになるだろう。時間もお金も忙しくなる。

もうこの辺りで止まってほしいと願うばかりだ。