夫がすごく眠るということは何回も書いたような気がするけれど、ホントによく寝るのです。
まずは、デイケアに行かない日は必ずお昼寝をします。
訪問リハビリのある日やその時間によって多少の違いはあるのですが、大体13~14時ぐらいには寝はじめ、15時30分~16時30分ぐらいまで寝ています。
それでも、夜は21時前にはベッドに入り、また眠るのです。
デイケアでは1時間ぐらいベッドで眠る日もありますが、全く寝ずに起きている日もあるようです。
そんな日は19時前にはベッドに入り眠ってしまいます。
夜中は2~3回トイレに起きますが、それがすめばまたすぐに眠り、朝も遅くまで寝ています。
1日の睡眠時間は13~14時間にも及ぶのです。(それ以上の日もあるのです)
人によって睡眠時間は違うけど、すごいでしょ~
普通の人は人生の三分の一寝ると言われているけど、今の夫の場合は半分以上にもなるです。
一応、定期受診の時に医師には報告してあるのですよ。
でも、医師は「う~ん。それは、あの薬を飲んでいるから仕方がないかな・・・」でお終い。
それでも、えむこは時々「老い先短くなった人生の半分以上も寝ていていいのだろうか・・・」なんて、思うこともあるのです。
でも、十分な睡眠をとることは体にとってはとってもいいことなのですよね。その効果はいっぱいあるし・・・
第一に体も脳も休息できる。
夫は体を動かしてないみたいだけど、右麻痺があるって事は一つ一つの動作にエネルギーをいっぱい使って、結構疲れるのかもしれないね。
それに、睡眠のメカニズムやホルモンの分泌や脳の働きなどの難しいことは横に置いておいて・・・
睡眠中に細胞の再生や修復が行われるみたいだし、免疫力も上がって風邪なんかもひかないみたいです。
実際に去年の冬はえむこも夫も一度も風邪をひきませんでしたから・・・
また、起きている間に学習したことを寝ている間に大脳で整理して、記憶として残すとか・・・
夫は高次脳機能障害で失行という障害もあるのです。
それで、今までできていたことができなくなってしまったので、今は再度学習中なのです。
たとえば服を着ることとか、ブザーを押すこと等など・・・
覚えることばっかりなのです。
だから「記憶に残す時間がいっぱいいるのかも知れない」なんて、勝手に解釈したりしているのです。
夫はちょっと寝過ぎ君だけど・・・
まあ、昼夜逆転になってるわけではないので、そのまま寝たいだけ寝てもらい、自然に任せればいいっかな。
例え、残りの人生の半分以上寝ることになったとしてもね・・・