えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

つまらなかった3連休

夕方、窓から暮れゆく空を眺めていたら「これで3連休が終わってしまったなあ・・・」と、何だか寂しいような気がしてきました。

3連休といっても仕事をしてない我家には無縁みたいなものなんだけどね。

でも「3連休、3連休・・・」と聞くと、何だかどこかに行きたくなってくるのです。

夫が病気になる前のえむこはどこにも行かず、家でダラダラ過ごすのが好きだったのですよ。その頃は看護師として働いていたから体を休めたかったってこともあるけど・・・

そんなえむこを夫がいつも「どこどこに行くぞ!!」と言っては連れ出していました。

それが今は「どこかに行きたいな~。どこどこに行かない?」なんて、えむこの方が夫を誘っているのですよ。

 

それが、連休初日の朝は雨がザーザー降り。午前中には上がったけど、雨が降ってると諦めは早いですね。どこかに行こうなんて夫を誘うこともなく1日が過ぎました。

2日目はくもり空。近くの公園までの散歩でも良かったんだけど、夫の返事は「行かない」だって・・・

そして今日。

鳳来寺山とか香嵐渓とか紅葉狩りで有名な観光地だって1~2時間あれば行けるけれど、すごく混み合っているのは確実だから、元気な時ならいざ知らず、やめた方がいいに決まっているし・・・

近場の紅葉なら普門寺がいいだろうと思って、夫を誘ってみました。

普門寺は愛知県と静岡県の県境の山の中腹。豊橋市の東のはずれにある高野山真言宗のお寺です。このあたりでは結構有名で、我家からだと30分ぐらいあれば行ける距離なのです。

去年、夫と行った時は紅葉にはまだ早くて、四季桜が咲いていただけでした。車いすでは駐車場から境内までの坂がちょっときつかったけど何とか行けたからからね。

でも、結果はやっぱり「行かない」って。

普門寺は毎年12月上旬が見頃だっていうから、また今度誘うことにして今日は諦めました。

でも、えむこはしつこく近くの公園も誘ってみたのですよ。だけど、返事は同じで「行かない」だって。

南京ハゼが真赤に色づいて、きっときれいだと思うんだけどね。

まあ仕方がないけど、つまらない3連休だったなあ。

 

今日は行ったつもりで普門寺の絵手紙を・・・

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(普門寺の山門 2008年 )

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(こちらは境内です)