えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

箱いっぱいの贈り物

朝、新聞を読んでいると「ピンポ~ン」と玄関のチャイムが鳴りました。

「誰だろう???」と出ていくと「ゆうパックのお届けです」と郵便局の方が箱を持って 立っていました。

差出人はえむこの看護学校時代からの友人Mちゃんでした。Mちゃんは時々、こうしてゆうパックでいろんなものを送ってくれるのです。

前に送ってくれた時の記事はこちらです。

http://emukobb.hatenablog.com/entry/2012/10/02/201927

夫と2人で箱を開けると、中から出てくる、出てくる・・・

男性用のパジャマとうどん1箱。ドリップコーヒーにコーヒーの粉。スパゲッティーのソース4袋、塩昆布2袋、くずきり2個、ゼリー4個、ゆず茶に生姜茶。その他にもお風呂用の備長炭とか電子レンジで温める温湿布とか、その他にも・・・

とにかく箱いっぱい、こ~んなに入っていたのです。

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そして、同時に手紙も届きました。

手紙には送ってくれた品物のことが書いてあったのですが、男性用のパジャマはバザーで見つけた時、何故かえむこの夫のことを思い浮かべ、サイズも分からないのに買ってしまったとか・・・

箱入りだったそうだけど、かさばるので出して送ってくれたそうです。

ゆず茶や生姜茶やお風呂用の備長炭などはえむこが冬の寒い時に風邪をひかないようにと思っての贈り物。他のものは箱の隙間を埋めるために入れたとか・・・

何だか母親が子どもに送る荷物みたいでしょ。でも実はMちゃんは独身なんだけどね・・・

 

以前どこかに書いたかもしれないけれど、Mちゃんは5年ほど前に看護師を退職しました。定年まで少し残しての退職だったのです。

その頃、Mちゃんからえむこに手紙が来て、その手紙には「読んでくれるだけでいいから・・・」と書いてありました。でも、えむこはちょっと気になり、すぐに返事を出したのです。それから、また手紙が来て、返事を出して・・・

それ以来、それこそ毎日ハガキでの文通が始まったのです。

そのうち、PCでのメール交換もするようになって・・・

えむこの夫が倒れた時にちょっと中断したけど、今でも毎日メール交換をしているのです。それこそ、何気ない日常のことばかりなんだけどね・・・

こんなテレビを観たとか、この本を読んだとか、どこに行った、何をした、誰と会った、健康についての情報、昔の話、Mちゃんは大学の聴講生として勉強を続けているから講義の話とか・・・

そんなことで、お互いがお互いの心の健康を支え合っているのかも知れませんね。

こうしてMちゃんからゆうパックが送られてくると、いつも彼女の優しい心遣いを感じ嬉しくなってくるのです。

手紙には「品物を送ったことが負担になったり迷惑になったらごめんなさいね」って書いてあったけど、「感謝こそすれ、決して迷惑だなんて思わないからね。Mちゃん、いつもありがとう。」言葉は違うけど、早速お礼のメールを出したのです。そうそう、「パジャマのサイズは丁度いいよ」と書き添えてね・・・