えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

今日は美容院

今日は待ちに待った美容院の予約日でした。もう、前回から2か月以上も経ってしまいました。

夫は昨日、床屋さんに行ってさっぱりしたばかりなので、えむこも気兼ねなく美容院に行くことができるのです。

夫が倒れる前は、えむこは看護師として働いていたので、毎月好きな日に美容院の予約を入れていて「夫がさっぱりしてから・・・」なんて、思った事は一度もありません。でも今では、自分では行くことができない夫のことが第一優先で、夫が満足してからえむこの順番になってしまいました。

そして、自分が美容院に行くためには、夫がデイケアに行けるように体調を整えておくこと。送迎車に間に合うように早起きをすることが必要になります。だから、えむこもそのように頑張らなければなりません。

ところが今日。

このところの睡眠不足で目覚ましをかけておいたのに、それを止めてまた眠ってしまいました。えむこが慌てて起きたのが7時50分。お迎えの予定時間は8時50分だったので1時間しかありません。大急ぎで着替え、夫の体拭き用のお湯を沸かし、朝食の準備。夫を起こして着替えが終わったのは8時15分。

お迎えの予定時間は8時50分だけど、いつも5分~10分ぐらい早く到着するのです。それを考えれば残り30分しかありません。

まあ、美容院の予約と言っても、9時~10時までに入ればOKなので、夫をデイケアまで送ってからでも間に合うのですが・・・

だからと言って、諦めるわけにはいきません。すぐに朝食を摂ってデイケアの準備をして、洗面、トイレを済ませました。

表面上は夫を慌てさせないようしながらも、急がせて・・・

時間は丁度30分。やろうと思えばできるものですね。その時点ではお迎えはまだでしたから。コートを着て外用の車いすに移動中に「ピンポ~ン」と玄関チャイムが鳴りました。何とかギリギリセーフです。

夫には前日から「明日は美容院に行くから・・・」と言い続けていたので、彼なりに協力してくれたのかもしれませんね。

何だか急がせてしまったので「申し訳なかったなあ」と思いながら、送迎車を見送りました。

それで、えむこも無事に美容院に行くことができました。

夫と同様に頭はさっぱりしたし・・・

えむこが姉のように慕うJ子さんとのおしゃべりはまさに至福の時なので、えむこの心は充分に満たされたし、明日への元気も湧いてきました。

だから、今日は夫とJ子さんに感謝の1日でしたね。