えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

えむこのおひな様

今週のお題「ひな祭り」

今日は3月3日。ひな祭りです。

えむこが小学生の頃、仲良しの里美ちゃんの家では段飾りのおひな様が飾ってありました。えむこの家にはなかったので、母に「おひな様が欲しい」と言ったことがあります。

その時、母は「えむこのおひな様もあったけど、〇〇の事情で早くに納めてしまったの」と言いました。

子どものえむこにも、その事情と言うのが分からないでもないことだったので、それ以来、母におひな様のことを言うことはありませんでした。おひな様を飾ってなくても、母は3月3日にはちらし寿司やハマグリのお吸物を作ってくれたり、雛あられやすあまというお菓子を用意してお祝いはしてくれていましたからね。

それでも「おひな様が欲しい」という気持ちは心のどこかに残っていたのでしょう。結婚してからますます欲しくなってきたのです。とはいえ、我家は息子2人だったのでおひな様には縁がありませんでした。かといって、自分のためにおひな様を買うことなんてできません。

それが、子どもたちが大学生になって家を出てからのこと。

夫と隣町にある作家という人たちの物を扱っているお店に行った時、こんなおひな様を見つけました。

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丁度おひな様の時期だったのでしょうね。いろんな手作りのおひな様がありました。だけど、えむこは迷うことなくこのおひな様を買いました。

もう10年以上も前のことです。

こんなおひな様も悪くないでしょ。今ではえむこのお気に入りです。

それからもう一つ。 

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これは長男が結婚したばかりの頃、老舗の和菓子屋さんの店頭で見つけたもの。台の部分に干菓子が少し入っていました。

「N子さん(長男のパートナー)にプレゼントしたい」と思い、即購入しました。もちろん自分用にも。

実はこの時、2種類の雛菓子が置いてあり、これをえむこ用、N子さん、T子さんへのプレゼント用として3個購入。違う種類のものも美容院のJ子さんへのプレゼント用として買いました。

J子さんにプレゼントしたものは光が当たると「ひな祭り」の音楽が流れるとかで、お店に飾ってくれていました。

 これも、もう10年も前のことです。

こうして、えむこのおひな様は2つ。毎年ひな祭りの時期にはえむこを楽しませてくれているのです。

 

これはおまけ。

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何年か前のこの時期、八ヶ岳に行った夫の知人がパイ工房で買ったお土産を下さいました。これは、その時夫が描いたお礼状です。