えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

散歩で・・・

春眠暁を覚えず・・・

なんて、今日はえむこも夫と一緒に朝寝坊をしてしまいました。

「何時に起きた」なんて、恥ずかしくて言えないぐらいの時間だったのです。

遅い朝食を食べて、いつものように諸々の家事を済ませたら、もう訪問リハビリの時間。それが済んだら、もうお昼です。

遅めの昼食を軽く済ませ、外を見れば青空が広がって気持ちがいいぐらいのいいお天気。そして、とっても暖かです。

 

朝がすごく遅かったので、今日こそは昼寝をしなくても大丈夫だろうと思い、夫を散歩に誘ってみました。

いつもだったら首を横に振る夫が、今日は縦に振って「出かけてもいいよ」と言うのです。

最近ではそんな返事は滅多にないことなので即、準備をして出かけました。

行先は夫の希望通り。でも、結局は夫が元気だった頃に2人で行っていた散歩コースです。

道中、水仙はまだステキに咲いていました。梅は満開・・・

見事な枝垂れ梅を見つけると「お~! お~!!」とそれを指さし、ご近所の侘助や沈丁花が咲いているのを見つけると、同じように指さし喜んでえむこに教えてくれるのです。

「今日は花にも目がいっている・・・」と思うと、それだけでも嬉しくなるえむこです。

いつもの散歩コースは我家から「牛川遊歩道」、通称1キロ公園というところまで行って、公園内を1周して帰るコースです。

いつもだったら車いすのフットレストに両足を乗せて、押されるままになっている夫だけれど、公園に着いてから「リハビリになるから、自分で足こぎしたら・・・」と言ってみました。

健側の脚をフットレストから下し、自分の足で車いすをこぐということは足の筋肉や腹筋を鍛えることにもなるのですよね。

今日の夫はそれも受け入れ、自分で健側の足を下し、車いすをこぎ始めました。これって、えむこにとってはすごく嬉しいことなのです。

夫は500㍍ぐらいは自分で頑張ったけれど、その後はいつものようにフットレストに足を乗せてしまいました。だけど、上出来ですよね。そんなに頑張ったんだから・・・

これからもっともっと暖かくなるその日を、こうして夫と一緒に散歩することができれば、夫のリハビリにとっても、えむこの膝にとってもいいことだと思うのです。

それで、そのコースにおしゃれな喫茶店でもあってお茶ができれば最高で、言うことはないんだけどね・・・

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これは多分、夫が二男に出した絵手紙です。ホント元気にしてるかな~。