美術というのは範囲が広いから、時には興味が全くない時もあるんだけど・・・
今日は「大衆を魅了する美 川端龍子 」ということで楽しみでした。
実は、夫が脳出血で倒れる前の年に、長男が龍子記念館に行ったみたいで「とっても良かったから、父さんたちも行ってくるといいよ」と勧めてくれたのです。
それで「今度、2人で行こう・・・」と話していました。でも、残念なことに夫は行く前に倒れてしまったのです。
これは2009年の今頃、夫が二男に出した絵手紙です。
今朝はリアルタイムでは半分ほどしか観られなかったので、後で夫と一緒に録画で楽しみました。
2人で行きたいと言っていた東京大田区の龍子記念館を舞台に作品が紹介されました。
http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi/
作品はもちろん、カメラを通してもすばらしい大作ばかりです。
夫を見ると、真剣な眼で番組に集中していました。時折、首を傾げるようにして「お~!!」という声も漏れてきます。
番組では展示室だけでなく、庭やアトリエも紹介されていたので益々行ってみたくなりました。
夫に「行きたいね」と声をかけると、首を縦に振って「うん、行きたい」と言った様子。
でも、東京。
記念館の入口は階段だけど、車いす用のスロープはあるし、車いすで使えるトイレもあるみたい。
いつか行ける時が来るだろうか・・・
行きたいな。行きたいな。連れて行ってあげたいな。一緒に行きたいな・・・
何年か先になってもいいから「龍子記念館に行くこと」も新たな目標に加えて、2人でリハビリに励もうと思った朝のことでした。