三日前から腰の調子が思わしくありません。
始めは腰椎のあたりが重いような、痛いような感じだったので、すぐに簡易コルセットを使って用心していました。
えむこは35歳の時にぎっくり腰になったことがあって、それからは、ちょっと腰に違和感があるとすぐに簡易コルセットを使うようにしているのです。
それでも昨日は痛くて、やや前傾姿勢で歩いていたみたい。
今日になったら腰椎が痛いというより、庇っていたせいか、脊椎に近い右の背筋が痛くなってきたのです。
今まではコルセットを着用していると数日で良くなり、背筋が痛くなることはありませんでした。でも、今回は背筋が重痛いのです。
夫を介助する時にはかなり気をつけているので、それで腰痛がでたわけではないと思います。ただ、慢性的に腰に負担がかかっているかもしれませんが、今回の腰痛の原因は分かりません。
それで、今日は背筋を揉んだり拳で叩いたりしていました。
そんなえむこを見て、夫はすごく心配そうな顔をするのです。
夫は倒れる前から体のことでは、かなり心配性でしたから・・・
えむこが胃のあたりをさすっていると、胃がんではないかと心配し、咳が長引けば肺がんではないかと心配するぐらい。
それが今は脳出血で倒れ右半身マヒの状態ですから、もっともっと心配なのだと思います。
しかも、私たちは二人暮らし。えむこに何かがあれば、たちまち夫の生活は成り立たなくなってしまいます。もちろん、えむこだって夫に何かがあれば生活は困窮してしまいますから同じことかもしれません。
それでも、自分のことができるえむこと、人の介助なしには自分のことすらできない夫とでは不安の程度は雲泥の差なのだと思います。
えむこの腰痛の原因の一つは多分肥満。
えむこの体重は去年の夏頃より3㎏ぐらい増えてしまいました。
増えた原因は「夫の昼寝中の間食」だとわかっています。でも、やめられないのです。
買ってこなければいいのに、買ってしまう。そして、お腹いっぱいになるまで食べてしまう。「これって、せんべい中毒なのかも」と思ってしまうぐらいです。
増やすのは簡単だけど、減らすのは大変な体重です。(痩せている人にとってはその逆でしょうが・・・)
だけど、あんなに心配そうな夫の顔を見たら「ダイエット頑張ってみようかな」と思うのです。夫の介助ができなくなったらかわいそうだものね。
それに私たちは「二人でひとり」だから・・・
例え不自由であっても、二人とも元気でいなければならないのです。
君と僕は 君と僕は 二人でひとり・・・
・・・
空に太陽がある限り・・・
なんて、にしきのあきらの歌を口ずさみながら、考えてしまいました。
まずは間食をやめること。そして「呼吸法ダイエットをやってみようかな」なんて・・・