時は容赦なく過ぎていきます。
今日は帰省していた長男家族も二男もそれぞれの家に帰っていきました。
今日は祝日だけど、夫はデイケア。8時30分に孫たちに見送られて出かけて行きました。
そして、長男家族は渋滞に巻き込まれないうちにと、もう9時30分には家を出ました。
彼女が車に荷物を積み込む間、長男は家の前の公園で4歳の娘を遊ばせ、えむこは下の孫のお守りをしながら、公園でその光景を眺めていました。
「時間よ止まれ!!」と叫びたいような衝動に駆られながら・・・
長男は帰る時、何回か「母さんありがとうね・・・」と言ってくれ、みんなでバイバイと手を振って帰って行きました。
すごく寂しくて、涙がでそうだったけど、まだその時点では二男が家にいたから何とか堪えることができました。
二男は昼食を食べてから12時半ごろに帰りました。家の前でえむこが「また帰っておいで・・・」と言い、二男は「うん」と返事。
そして、えむこはビンカンボックスへ行き、二男は市電の乗り場まで歩いて行きました。
えむこが家の前に戻った時、二男の姿はまだ見える位置。二男は振り返ることもなく、そのまま歩いて行きました。
えむこはその後ろ姿を見送りながら、涙が溢れて止まらなくなってしまったのです。
子どもたちが独立してから、こんな気持ちを何度味わった事でしょうか・・・
夫が倒れてからというもの「子どもたちに会えるのはこれが最後かもしれない・・・」と思ってしまうのです。今生の別れになるとは限らないのにね・・・
孫はすごく、すご~くかわいいです。無心な笑顔に癒されます。でも、子どもたちには比較できない気持ちでいっぱいなのです。
いつも子どもたちが帰ってからはポッカリと心に穴が開いたようになってしまうえむこです。
正月に帰省した長男家族が帰って行った時にもこんなこと書いていたんですね。
http://emukobb.hatenablog.com/entry/2013/01/02/223304
山盛りの洗濯に掃除、片付けをしながらも、子どもたちのことが頭を離れずに、思い出せば涙が溢れてしまいます。
でも、こんな思いをさせてもらえるって、えむこはやっぱり幸せなんでしょうね。