我家の電話はいつも留守電になっています。
夫が倒れる前は自宅で仕事をしていたから留守電にすることはなかったんだけどね。
その頃、夫は電話が鳴るとすぐに出ていました。手が離せなくて途中で切れてしまったりすると「誰からだったんだろう・・・」と気になって仕方がないタイプ。えむこが「セールスかもしれないし、用事があればまたかかってくるから・・・」と言っても、いつまでも気にしているのです。
そして、夫は相手先が留守電になっていると「メッセージを入れる気がしないからすぐに切ってしまう」と言っていました。だから、留守電は大嫌いなんだろうと思います。
でも、えむこはあえて留守電にしているのです。
今は夫の介護で手が離せないことも多いけれど、何より電話のほとんどがセールスです。あとは独身の息子のお見合いの勧めだったり、詐欺まがいの電話だったりするものだから・・・
留守電になっていても、子どもたちはもちろん兄弟や親しい友人、ケアマネ等、夫の関係者には携帯の電話番号を伝えてあるから困ることはありません。
そして、必要な人たちには我家の電話がいつも留守電になっていることも伝えてあります。そして「『メッセージを・・・』と言った後に名乗ってくれれば、家にいる限り出るから」と、説明してあるのです。
でも、中にはまだ知らない人がいるのでしょうね。そして、夫が留守電にメッセージを入れるのを嫌がったように、嫌いな人もいるのでしょう。
今日は何度も電話が鳴りました。でも、留守電のメッセージになると切れてしまうのです。
そして夕方、夫の先輩から電話がかかってきました。もちろん留守電だったけれど「メッセージを・・・」と音声が流れた後「Kですが・・・」と名乗ってくれたのですぐに出ました。
えむこはそれまで電話を下さったのがKさんだったのかを聞きもしなかったけれど、その後は電話が鳴らないので、おそらくそれ以前の電話はKさんだったのでしょうね。
Kさんは市内の団地に住んでいます。でも、車で1時間ぐらいの田舎に自宅があるので、毎週末奥さんとそちらに帰っているのです。
先週も帰り、大根や梅の実を収穫してきたとのこと。それで今日、我家にもおすそ分けに来てくれたそうです。
でも、えむこが夫のお昼寝中にポストまで行っていた間、わずか10分足らず留守にした時だったのです。あと10分早いか遅いかだったらいたんだけどね。運が悪かったとしか言いようがありません。
それで都合が悪くなければ、明日おすそ分けに来てくれるということになりました。
Kさんにも留守電のこと言ってあったと思うけれど、言ってなかったのかな・・・
明日、来てくださったら、留守電のこと、夫の携帯はまだ解約してないのでつながる事等など、伝えてお詫びしようと思います。
家にいるのに留守電だなんて、電話をくださる方にはすごく失礼なことかもしれないけれど、おそらく今後も留守電にしておくと思うから・・・