えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

複雑な思い

今週は東海地方には傘マークはなかったはず。

それなのに、午前中から黒い雲が空いっぱいに広がり、雷が鳴り始めました。雨は大したことはなかったけれど、降ったり止んだりで、1日中不安定なお天気でした。

我家の午前中は訪問リハビリ。PTのNさんは「洗濯物を外に干してきちゃった・・・」と心配顔。そんなリハビリ中、いつもだったら15時から15時半ぐらいにくる夫の姉がやって来ました。

姉は車の免許を持っていないので、来るときはいつもは自転車です。でも、今日は義兄に乗せてきてもらったと言い「はい。これ・・・」と紙袋を差し出しました。

天気が悪いし、荷物があったから義兄に乗せてきてもらったのでしょう。だから、義兄の都合でこの時間だったのだと思います。

紙袋の中はクインシーメロンとラップとフードプロセッサーと電気ポットだそうで「メロンは仏さまにあげておいて・・・」と。それから「ラップは・・・、フードプロセッサーは・・・、電気ポットは・・・だから・・・」と持ってきた理由を言い、玄関先から上がることなく帰っていきました。

クインシーメロンは果肉がきれいなオレンジ色のネット系の赤肉メロンです。夕張メロンのようなメロンですね。

それは仏様にお供えしてお下がりは有難く生き仏さまがいただくことにいたしましょう。

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これは夫が以前描いたタカミメロン。

こちらはこの辺りで作っている果肉が緑色のメロン。糖度が高くておいしいですよ。

 

問題は他の物です。

ラップとフードプロセッサーは地元のガス会社が先日行った「ガス展」の案内状についていた抽選券の賞品です。

私は行くことがないので「行くならあげるよ」と姉にあげたもの。景品は持って来てあげるとは言っていたけど、要らないからと言ってありました。

ラップは残念賞。フードプロセッサーは何等か知らないけれど当ったものです。ラップは消耗品なのでくれるならありがたくいただきます。でも、フードプロセッサーは私には不用品なのですよね。包丁が一本あればピーラーだって無用の長物と思ってしまうような人間ですから・・・

もう一つの電気ポット。

これは義兄が腰痛で苦しんでいると聞いたので、我家で不要な低周波治療器をあげたそのお礼だとか。わざわざ買ってきたみたいなんですよね。

低周波治療器は我家に2個あるから、一つは不要だと説明してあげたんだけどね。しかもあげたものは母の物で、私たちが買ったものではないからと言ったのに・・・

それなのに電気ポットのお礼です。今は殆ど使っていないけど、実は我家にもあるのです。

電気ポットが便利なのは分かっています。でも、必要なお湯は必要なだけガスで沸かし、ステンレスの水筒に入れているからやっぱりいらないのです。それに夫と二人暮らしだから1つあれば十分です。最近、使ってなかったから姉は我家にあるってことに気づかなかったのでしょうか。多分、自分が使ってよかったから持って来てくれたと思います。でも、私は道具を増やしたくないタイプの人間なのです。

姉が親切で持って来てくれたことは分かっています。でも、長男のところにもあるし、一品寄付に出すわけにもいきません。だから、じゃまになるだけで、まずは使わないだろうと、2つの道具を眺めながら、何だか複雑な思いでいるのです。