えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

触発されて

結婚当初はよく見た番組だけど、最近では今日のように流れで見るだけ。

全く興味がなくなってしまったわけではないけれど、野菜は決まったものしか作らないし、園芸への興味はかなり失せてしまったから。

だけど、たまに見ると、やっぱり触発されてしまうのだ。

今日、触発されたのはメインの内容ではなく、園芸研究家の玉崎弘志さんが視聴者のお宅を訪問する「玉さん庭をゆく」というコーナー。その視聴者の庭への思いに対して。

今日のお宅は「家族とともに育つ庭」として紹介していた。奥さんは花、ご主人は菜園を作っている。それがしたくて、庭がある家を建てたとか。

建てた家に庭を造ろうと思ったところ、土が粘土質だったそうで、その土づくりから始めたという。今ではふかふかの土に改良し、見事な花や野菜を育てていた。

その楽しそうで、嬉しそうなお顔。テレビ撮影とはいえ、映されたそのお顔をみると、庭仕事がホントに好きで、庭や野菜をから幸せを貰っているように感じた。

我家の庭は石畑。野菜も上手くできない。根菜類は絶対にダメと思い込んでいた。

だけどこの番組を見て、何年かの計画でやればできるのだと思ったのだ。私にそれだけの根気があればの話だけれど。

我家の庭は野菜畑にした部分と庭木や花の部分がある。

私は結構、庭仕事をしていると思っていたけれど、草取りと庭木の剪定作業ぐらいしかしてない。植え替えもしてなければ、増えすぎた株を処分することもない。だから、植物は増え放題で、絶えてしまった物もある。

 

いつも日中過ごしている部屋から眺める庭は夫が手入れしていた坪庭風の庭。

そこは、夫が旅行に行くたびに刺激を受け、改良してきた所だ。私は庭木は剪定することと、植物の枯葉を処理するだけだったけれど、今日はそこを根本から手入れをしてみようと思った。

 

私が庭の手入れをするのはいつも夫がデイケアに行った後と決めていたけれど、夫の視界に入るところの作業ならばいつだってできる。 それで、今日は窓から夫を総監督にして庭の手入れをすることにした。

まずは、増えすぎた熊笹や菖蒲等などを刈込んだ。それだけでも、見た目にはすっきりし、きれいになった。

だけど、株の整理をしなければ、本当にきれいにはならない。春になったらまた同じこと。それで、今日は夫が昼寝している間も庭仕事に精を出した。

45㍑のゴミ袋2袋分になったところで、湯上りのビールを楽しみに今日の作業は終了した。11月というのに、今日はいい汗が流れた。

(この記事は昨夜のうちに書いたもの)