えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

久しぶりの外出

夫は月・木とデイケアへ通い、火・金・土の午前中に訪問リハビリを受けている。

だから、夫と外出するのは水曜日か日曜日と決めている。

近くを散歩したり、地元の美術館なら日曜日でも行くことがあるけれど、新幹線や高速道路を使う場合や、混雑が予測されるところにはできるだけ水曜日に行くようにしている。

ほんとうは、訪問リハビリの日の午後ならば、出かけようと思えば出かけられないことはない。だけど、夫はいつも昼食後2時間ぐらい昼寝をしている。無理すれば、昼寝をしなくても夜まで起きていることはできるけれど、私は極力昼寝をするように誘導しているのだ。それは、2時間ぐらい昼寝をしても昼夜逆転することはないし、長い時間家を空けることはできないけれど、寝ている間は私の自由時間になるからだ。もちろん、夫の身体面にとってもいいことだと思っているし。

だけど、このところ水曜日も日曜日もお天気が悪かった。だからほとんど外出できないでいた。 

 

今日は久しぶりにどこかに出かけられそうなお天気だった。

「15分ぐらい歩いたところの公園まで行こうか、それとも・・・」と、考えを巡らせているうちに、絵手紙展が今日まで開催中だということを思い出した。実は昨年も夫と一緒に観させていただいた展覧会で、いくつかの絵手紙教室の合同作品展だ。だから正直なところ、作品自体に期待するというより、絵手紙を楽しんでいる方たちから絵手紙を通して刺激をいただきたいと思うのだ。

そしてもちろん、楽しんでいるに違いない作品に触れ、元気をいただいてきた。

 

絵手紙展は公園内にある建物で開催中なので、観終わった後は公園を散歩した。

この公園は四季折々いろんな花や木々が楽しめるみどりのスポットなのだ。もちろん鳥もいる。そして、公園の真ん中には大池があり、ぐるっと回れる遊歩道になっている。池の中央あたりにはおおいけばしが架かっていて、池を渡ることもできる。

写真はないけれど、カモやしらさぎがいる。地元の写真を楽しんでいる方のブログによるとカワセミもいるらしい。私は残念なことにここでカワセミに出会ったことは一度もない。

 

さくらはかなり散ってしまったけれど、つつじがもうこんなに色づいていた。 

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つつじは私の住む豊橋市の市の花でもあり、この公園には10000本ぐらい植えられているという。4月の下旬になればきっと満開だ。

 

今日は暑くもなく、寒くもなく、散歩日和だった。

夫は久しぶりの外出で疲れたのか、帰宅後はしっかりとお昼寝をした。

私はその間、草取りをしたり、録画番組を観たりと、自分の時間を楽しむことができた。

久しぶりのお天気に感謝したい一日だった。