昨日の朝、燃やすごみを出しに行くと、公園のフェンスに絡むようにヘクソカズラが咲いているのを見つけた。
葉を揉むと臭うからこんな名前になったのだとか。でも、近くで眺めているだけなら臭わないと思う。変な名前だけれど、かわいいんだよね。
この間、takikioさんも書いていらしたけれど(勝手にお名前を出してごめんなさい)、サオトメバナとかヤイトバナという別名がある。だけどやっぱり、私にとってはヘクソカズラはヘクソカズラなのだ。茶花にも使われるようで、以前私も豊橋三の丸会館の立礼茶席のところに生けてあるのを見たことがある。三の丸会館はその周りに生えている草花を活けていると聞いたことがあるけれど、それはそれはステキだった。
こうやって、思わぬところでこんな風にかわいい花を見つけると、なんだかうれしくなってくる。そして何かいいことが起こりそうな予感までしてくるから不思議だ。まあ、私が単純なだけなのだけれど・・・
その日の夕方、もう1か月ぐらい会っていない友人から「酷暑見舞い」と称してメールが届いた。メールには、暑くて毎日クーラーの効いた部屋で本を読んだりCDを聴いたり、たまにはピアノを弾いたりして過ごしていること。運動不足解消のため、CDを聴きながら一人でルンバやサンバやマンボやチャチャチャを踊っている。でも、一人で踊っていると痴呆に間違えられそうですぐにやめてしまう。と、他にも想像するとおかしくなるようなことが書いてあった。そして最後に「ヒマヒマしているから時間があれば遊びに来て!!」とラブコール。
私に会いたいと思ってくれること自体ものすごくうれしいことだ。
このところ、私は夫がデイケアの日には家のことばかりやっていて、人に会うことがなかった。「友人に会いたいなあ」と思いながらも、何かを始めると夢中でそれに掛かり切り、時間がなくなってしまうのだ。
私も「会いたいなあ・・・」と思っていたところにラブコール。
これが私に起こった「いいこと」だったのだ。きっと・・・
そう思ったら、またまたうれしくなってきた。ほ~んと、単純!!
だけど、8月は初盆のお宅にお参りに行くこと、実家と我家のお墓参り、夫の歯医者さんの受診などの予定があって、残念だけれど再来週ぐらいまでは忙しくて会えそうもない。
まあ、楽しみは月末まで取って置き、ラブコールを胸に頑張ろう。
ヘクソカズラを見つけただけで、ここまで喜べる自分にちょっと呆れているけれど、
うれしい時って、すべてのことがプラス思考に働き「うれしい」に繋がっていくみたい。
公園にはムクゲも咲いている。たぶんこれは鳥の贈り物。
白のムクゲって、ステキ!! 大好きだ。
キョウチクトウも咲いている。
この花、夏の青空によく似合うよね。
いつも見慣れたこれらの花も、眺めていると「うれしい」に繋がっていく。
プラス思考になれるということは何と幸せなことなんだろう・・・