えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

次から次へと

パソコンがやっと使えるようになったと思ったら、今度は洗濯機の調子が悪い。

実はずっと前にも調子が悪かったのだけれど、友人からアドバイスを受け、洗濯物を丁寧に入れるようにしていたらいつの間にか普通に使えるようになっていた。

 

それがまた、スイッチを入れると「ポコ、ポコ」というような音がしはじめ、しばらくするとエラー表示が出て止まってしまう。かと思うと、自然に音が消え洗濯が完了することもある。また、洗濯完了のお知らせ音が鳴ったのでスイッチを切ろうとするとスイッチが切れずにエラー表示が出たり、それもしばらくすると切れるようになっていたりと、とにかく調子が悪いのだ。

 

今使っている洗濯機は義母が元気だったころに使っていたもの。小柄な義母が洗濯機の底のものが取れないからと、当時まだ出始めたばかりのドラム式のものを購入した。だからもう10年ぐらいは使っていると思う。それだけ使えばそろそろ寿命なのかもしれない。

我が家にはそのころ私が使っていた縦形の洗濯機がもう一台ある。それは離れの軒の下においてあり、雨は当たらないとはいえ外に置いてある。まだ使えないことはないし、実際に何度も洗濯が必要な時には今でも時々は使う。だけど、義母の洗濯機より少し古いし、外に置いてあるものだから、それだっていつどうなるかわからない。

まあ、洗濯機の場合はいよいよになれば手洗いすればいいだけのこと。だからそう心配したことはないとは思っている。若い人には信じられないかもしれないけれど、私が小学生のころは洗濯機もなければお湯も自由に使えず、冬でも水で家族のものをすべて手洗いした経験があるのだから。そうはいっても、便利な生活に慣れてしまったので我慢できないかもしれないと、家電量販店で下見だけはしてあるけれど。

 

昨夜のこと。夫が廊下にいるとき「ガシャン」と大きな音がした。びっくりして夫のところに行くと、床にドアノブが落ちていた。

どうやら車いすのハンドルがドアノブに当たり、その衝撃で壊れてしまったようだ。

我が家は築50年ぐらいの古屋だ。洋間から廊下に出るドアのノブはたぶん一度も交換したことはないと思う。玄関ドアのノブは一度交換しているので、これも寿命なのかもしれない。そうは思っても「またか・・・」と思ったらため息が出てきた。

 

夫が元気だったころはこまめに家のメンテナンスをしていた。裕福ではないのでどんなこともほとんど夫がしていた。そのおかげで、倒れる前に離れをリフォームした時、業者の人に「古いけれどメンテナンスが行き届いているせいか、思ったより状態はかなりいいです」と褒められた。だけど、今は玄関の軒のところや、脇のところのペンキが剥がれかかっている。こっちも、見るたびにため息が出ていたところだ。

 

それでも、ドアノブの交換とペンキぐらいは自分でやろうと思っている。ドアノブにしても、ペンキにしても、夫がやっているときに手伝いながら見ていたからたぶん私にだってできると思う。それに今は検索すればユーチューブで方法だって見ることができる便利な時代だ。

 

それにしても、次から次へといろんなことが起こることよ。

まあ、こんなことぐらいならちょっと頑張れば私にもできるからいいけれど、今度の月曜日はホームセンターへ材料を買いに行き、ドアノブの修理だけで一日が終わりそうだ。