えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

大事な歯が・・・

2週間ぐらい前の日曜日、突然左下の奥歯が痛み出した。

舌で様子を見ると、ちょっとぐらついた。どうやら歯茎に炎症があるようで歯が浮いているような気がした。右下の奥歯もそうだったけれど、こうなるともうだめかもしれないと不安になってきた。

翌日、歯科医院に電話して受診予約をとろうと思ったけれど歯医者はどうも苦手だし、痛みが少し落ち着いたので様子を見てしまった。歯だけは絶対に良くなることがないから受診した方がいいのは分かっているのだけれど。

それからはいつも以上に丁寧な歯磨きに心がけ、やさしく歯茎のマッサージも続けていた。そうしたら痛みも、歯の浮いた感じもほとんどなくなり、少しだけぐらつきは残っていたけれど、柔らかいものなら噛める状態になった。

ところが、ところが、この間の月曜日、歯間ブラシで丁寧に磨いていると、歯の詰め物が取れてしまったのだ。こうなったらもう諦めて受診するしかない。

 そう思いながらも、どこの歯科に受診しようかと迷ってしまった。今までだったら悪くなった時に診ていただいていた歯科に何の迷いもなく受診していたと思うけれど、夫が受診している歯科が遠いけれどとっても気に入ってしまったからだ。

 

今までの歯科は歩いても行ける距離。そして、30年来受診しているけれど特に問題視するようなことは一度もなかった。もちろん悪い印象もない。だけど最近、息子さんが跡を継ぎ(大先生と二人診療になった)、診療所を立て直したばかりなので今の現状はよくわからないから不安。

夫が受診している歯科はちょっと遠いし、車でなければ便はかなり悪い。この年になるといつまで車に乗れるかわからないからいくら気に入っても長い目で考えると考えてしまうのだ。

 

そして、考えて、考えて、考えた結果、近い歯科医院に受診することに決めた。

そして、水曜日がその受診日だった。

私は分かっている大先生に診てもらえたのでちょっと安心したけれど、歯の方は最悪だった。

詰め物が取れた個所は次回に詰めてもらえることになったのだけれど、もう一か所小さくかけた個所があったし、左下の奥歯は予想していた通り、もうだめかもしれないとのことだった。その上、歯垢もたまり、歯周ポケットは深い箇所もあったのだ。

大事に大事にしていたにもかかわらず、受診結果にはかなりショックだった。まあ、だめかもしれないと言われた奥歯は私が「噛むことはできます」と言い切ったので、すぐに抜くことはせず、とりあえずは様子見になると思うけれど。

 

歯科受診するころ、庭の片隅に咲いているボケの花を見つけた。 

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大事な歯だからこそきちんと治療しないと・・・

かわいい花を見ていると穏やかな気持ちになってくる。