えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

忙しくて、暑くて、疲れたけれど、よく頑張った

あれよあれよという間に月日が流れ、あれからもう10日近くも経ってしまった。

 

このところ真夏日だの猛暑日だのいう日が続き、今月はただでさえも忙しく、疲れた日々を送っていた。そこにこの暑さが加わり、私の疲れを倍増させた。

で、夫が寝てしまうともうぐったりして何もやる気が起こらず、かといって寝てしまうのはもったいなくて、ひたすらテレビの前でゴロゴロしていた。

 

今月は夫の病院通いが5回もあった。3か月に1回の脳外科、1か月に1回の歯科、通常ならば整形外科は3か月に1回だけれど、下肢装具のベルトが切れそうになり受診。前回作成した時より4年経っているので新しく作ることにし、そのためクリニックに出張してくる装具のメーカーにみてもらい、型取り、仮合わせ、出来上がりと、3回も整形に通った。

装具は新しくなったので良かったのだけれど、装具代は保険から補助が出るため市役所に出向き申請しなければならない。で、その手続きに行ったり・・・

 

もちろん、ふれあい音楽会にも2回行った。それはそれは楽しいのだけれど、あまりに忙しいと後で疲れがどっと出てくるのだ。

 

あと、脳外科を受診した日から夫のシャワー浴を始めた。

毎年、夏になるとかなり頑張ってシャワー浴をしている。本当は梅雨のころからいつから始めようかと思ってはいたのだけれど、始めるにあたってはその前にいろいろやっておくことがある。例えば浴室に置いてあるシャワーチェアーを私が使っているものから夫が使うキャスター付きのものに替えること。私が使っているのはキャスターがなく、夫が使うものより場所を取らなくていいのだけれど、歩けない夫のためにはキャスターがどうしても必要なのだ。そして、交換するの当たっては使っていたものをきれいに洗い乾燥させなければならない。その上、大型連休以来、お風呂場を使うのは私ひとりだったので掃除は自分に言い訳をしながらいい加減に済ませていた。まあ、気になってはいたものの、見て見ぬふりをして過ごしていたのだから仕方がないのだけれど、しっかりと掃除をしてからでないと夫のシャワー浴を始められなかった。

 

一旦シャワー浴始めると、涼しくなるまでの間、デイケアの日以外は必ずシャワー浴をすることになる。夫は下肢装具を装着し、全介助で立位を保持できるレベルだ。しかも体重は70㎏ぐらいある。シャワー浴をするためには下肢装具は外さなければならないし、狭くて入り口に段差がある我家の浴室で、そんな夫のシャワー浴を一人で行うのはかなりの重労働だ。夫のシャワー浴を済ませると汗だくで、もうぐったりしてしまう。

それならデイケアで週3回入浴しているのだから自宅では全身清拭だけにしておけばいいのかもしれない。だけど、シャワー浴後の気持ちよさそうな姿を見てしまうと頑張ってしまうのだ。まあ、私自身がやってあげたいのだから、いくら疲れても「疲れた」なんて言葉を口にするわけにはいかない。実際にはにこっと笑って「気持ちよかったね」と言いながら頑張るしかないのだ。

 

そんなこんなで7月も今日でお終い。 暑いし、忙しかったし、ぐったりの1か月だったけれど、よく頑張った。「自分で言うな !! 」ってね。