8月ももう明日でお終いだ。
この間も書いたけれど月日の経つのは本当に早いと思う。
今月は市民館で月2回開催される「ふれあい音楽会」は休みだった。なので一緒に行く友人と会う機会もなく、他の友人との約束もなかった。
だけど、暇だったというわけではなく、今月は息子家族の帰省で私は大忙し。その上、草取りや夏野菜手入れなど等、体がもう一つ欲しいほどだった。
それでも買い物に出たついでに一人で絵本の原画展やトンボ玉の教室展を観に出かけたり、高校時代からの友人から誘われてお茶を飲みに出かけたり、友人の美容院に行ったりと、それなりに楽しんでいた。
先週、いつも一緒にふれあい音楽会に行っている友人から「〇〇(私の苗字)欠乏症になりそうで~す」と、うれしいメールがあった。そして、「自分は回遊魚みたいで動いていないと死んでしまいそう。ヒマヒマしてるから遊びに来ない?」と。
私は反対に忙しすぎるとおかしくなってしまうタイプだけれど、月に2回は会っていた人と一度も会わないとやっぱり会いたくなってくる。
で、先週の木曜日に会うことにした。そして、一人で行くつもりだった喫茶店のギャラリーで開催された手作り展を一緒に見に行き、そのあとは彼女の家でいつものようにたっぷりとおしゃべりをしてきた。
その時、手作りの話しで盛り上がった。
彼女は編み物が一番好きだというけれど、洋裁も自己流で習ったことはないと言いながらも何でも作れる。だから自分の洋服は殆ど手作りだ。最近では余り布でブローチなどを作ったりもしている。器用だし、やることは本当に早い。
そんな彼女がヒマヒマしているし、ボケ防止になるからと、私が購入したばかりの「すてきにハンドメイド」9月号の中で気に入ったブラウスを作ってくれると言った。そして、同じデザインで自分の分も作ってみると。
かわいいでしょ。
いっしょに布を購入しに行ったのが先週の木曜日。
先ずは自分のものを作ってみて気になる所を修正すると言い、何か所か見て欲しいと電話があったのが月曜日。それでその日に会いに行き、袖幅を少なく、後ろの開きも小さく修正してもらうことにした。
そうしたらもう、今日完成したと電話が入った。もらいに行くと、余り布でバラのブローチまでも作ってくれてあった。
色がかなり違って写ってしまったけれど本と似たような色で、ちょっと地味だけれど私の好きな色なのだ。
本のようにステキな刺しゅうもないけれど、間違いなく私のお気に入りの一枚になった。
月曜日に会った時、トンボのブローチを作ったからと2つもいただいた。
洋服でもよし。布のバッグでもよし。右のトンボは黒っぽく写ってしまったけれど草色です。
私も作りたい人だけれど、材料を眺め、本を眺めたりするだけ。それに比べ彼女は彼女は何でもできるし、すぐにやってしまうすごい人だ。本当に感心してしまう。