えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

晴れ男と雨女

車いすの夫と出かける予定があるとき、何が心配かと言えばお天気とトイレだ。

トイレのことはさておき、お天気の方は1週間ぐらい前から天気予報を聞いては一喜一憂している。

どうしてもの用事でなければ雨の予報なら延期できるものは延期するし、延期できないものなら取りやめる。だけど、どうしてもの用事のときにはかなり前からお天気のことで頭の中がいっぱいになる。

 

昨日は夫の歯科の予約日だった。予約時間は午後1時30分。

天気予報では昼ごろから雨が降り、大雨のところもあるとか。

そして、朝からいつ降り出してもおかしくないような空模様。午前中は空ばかり見てため息をついていた。

 

実は夫は晴れ男。

いい加減なことだとわかってはいるけど、面白いからそういい続けている。

結婚した当時から晴れ男だと思うことがよくあった。例えば、ゴルフに行く日が雨の予報でも夫が「明日はゴルフだから雨が降らないでほしいなあ」というと帰宅するまで雨が降らなかったり。曇りの予報の時に野球の試合が組まれていて「今度は野球に行きたくないなあ」と言えば朝から雨が降り、試合が中止になるとか。倒れてからも、デイケアの日に大雨の予報が出ていても出かける時には降ってなくて、出かけてから大雨が降り、帰宅するときには止んでいたりと。歯科受診の時には1、2度降られたことがあるけれど、総合病院の脳外科受診の時はもう7年が過ぎたけれど雨に降られて困ったことは一度もない。

反対に、私はというと雨女。行事があるごとに雨が降る。夫がデイケアに出かける時には降っていない雨もそのあと私が出かける時になると大雨が降る・・・等など。

 

なので、昨日も歯科受診を終えて家に戻るまでひょっとしたら降らないかもしれないないなどという根拠のないかすかな期待をしていた。病院には入り口前には雨に濡れずに車の乗り降りができる屋根のあるスペースがあるのでせめて病院に着くまででもいいからと。

 

結果は、病院に着くまでは降ることがなく、着いた途端に降り出した。そして、帰りは久しぶりに本降り状態。帰りは車庫から玄関までが問題だけど、夫は車いす用のレインコートを、私もレインコートを着て対処。帰りに降られるのは車に乗るときさえ濡れなければ気持ち的には大丈夫。例え濡れたとしても着替えればいいだけだから。

 

今月はまだ総合病院の脳外科の予約がある。まだ再来週のことだけれど、今からお天気のことが気になって仕方がない。

今度こそ、夫には晴れ男としての威力を十分に発揮してもらわないと・・・