春一番が吹く数日前からくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみに苦しめられていた。
天気予報で、杉の花粉が少なくなり、ヒノキの花粉が飛び始めたと聞いたころ私の症状は少し治まったように感じた。けれど、数日したら鼻の症状がまた出始め、苦しい日々が続いている。春は辛い季節だ。
でも、楽しいこともたくさんある。
我家の殺風景な庭でも次々に花が咲き始めているし。
ほんとうはポタジェというかキッチンガーデンというか、そんな庭にして野菜や草花をもっと植えて楽しみたいところだけれど、そうするにはお金も手間もかかる。だから今は何もしなくても生えてくる草花で楽しんでいる。
義母が植えたムスカリが咲いた。
北庭ではまだ芽が出始めたところなのに南の庭ではもう咲いているスズラン水仙。
植えた覚えがないところから生えてきた。
ハナニラもあちこちから生え、花を咲かせている。
草取りが追い付かないからタンポポも。
タンポポのまわりにはカラスノエンドウがいっぱい。花はかわいいけれど、はびこって大変だ。
小さな花はどれもかわいい。
いろんな花が植わってない分、草が目立つのだと思う。こうして花が咲いているとやっぱりかわいいと思ってしまう。だけど、庭中が草だらけになってしまいそうでやっぱり取ってしまう。それでも、一時は楽しませてもらっているのだけれど。
このところ平年より気温が高かったせいか、いつもだったら大型連休の頃に出没し始めるムカデが今年はもう2回も出た。庭で見つけた分も合わせれば3回もだ。他にもダンゴムシ、ワラジムシ、ゾウリムシが我が物顔で部屋に入ってくる。ダンゴムシたちはともかくとしてムカデは怖い。去年は寝ているときに顎の下を刺され1週間ほど腫れあがって大変だった。今年もムカデを見てから寝る前には部屋中を見まわしてからでないと布団に入れない。夜中に起きた時も同様で、寝付くまでムカデの恐怖に晒されている。
春は過ごしやすいし、いいこともいっぱいあるしから好きだ。だけど、庭仕事をしているときに見つける芋虫、毛虫も勘弁してほしいけれど、家の中まで入ってくるダンゴムシやムカデには閉口している。