えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

親のこころ

15日に帰省予定の長男家族は、次男が14日に帰ると知ると予定を変更し14日の夕方に帰省した。それで、たった数時間にしても兄弟が顔を合わせることができた。

どおってことはないことだけれど、それでも、親としてはみんなが揃ったことがとても嬉しかった。

 

次男は帰省中殆ど外出することもなく(コンビニに2回ぐらい行ったかも)、予定通り14日の夜、夕食も食べずに新幹線で帰って行った。

 

長男家族は次男と違い、我家を拠点に毎日遊び歩いている。

我家にいるのは朝のうちと、夜だけ。昨日と今日は夕食も食べてくるとか。食事に関しては半分は彼らのやさしさなのだろうと思っている。私的には作ったり片付けたりすることぐらい大したことではないのだけれど。

 

昨夜は長男と嫁は我家に泊り、孫たちは嫁の実家に泊った。今日は全員我が家に泊り、明日は朝食を食べた後、たぶんどこかに遊びに行くと思う。そして、夕食を食べ、お風呂に入り、一晩寝て、土曜日は朝食を食べたら帰るだろう。

 

どこにも出かけないで帰省中ずっと家でゴロゴロしていた次男、毎日あちこちに出かける長男家族。あまりの違いに、どちらが良いとか悪いとかではなく、どちらも親の気持ちがついていかず戸惑ってしまう。まあ、子どもたちが楽しく、幸せならばどちらでもいいことなのだけれど。それでも、もう親の手の届かないところにいる子どもたちをみていると昔が懐かしくなり、今朝の朝ドラの仙吉さんの気持ちが思い出され(朝ドラを見てない方には何のことやらの話しだけれど)少し寂しくなった。長男家族も次男も親と話をするし、嫁も孫もみんなやさしい。きっと、私が年を取ったということなのだろうと思う。そして、「夫が元気だったらなあ・・・」と思わずにはいられなかった

 

そんなことを言いながらも、私はというと、夫がデイケアに出かけた後、気になっていた草取りをしたり、本屋さんに行ったり・・・と、久しぶりに一人を楽しんだ。それでもやっぱり、子どもたちが小さかった頃が懐かしく、楽しかったことばかりが思い出された。