えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

温泉に行ってきた

やっぱり疲れていたのだと思う。

正月が明けてから無性の温泉に浸かりたかった。

 

若いころは温泉には全く興味がなかった。というより、人前で裸になることが嫌だった。それが夫が倒れる数年前から、旅行に行って温泉に入るとすごく解放され、心身共に疲れが取れると実感するようになった。

 

長男家族がアメリカに転勤になり彼らの車を預かっていたとき、バッテリーが上がらないようにと1週間に1度ぐらい車で30分ほどのところにある公共の宿まで日帰り入浴に通った。そこは源泉に足し湯して沸かしてもいるけれど天然温泉だ。家を出て入浴して帰宅するまでに1時間半あれば行ってくることができる。道中は峠を越すのでヘアピンカーブもあるけれど、湖のほとりを走るので運転していても景色が堪能できる。旅行に行けない身にはかなり気分が上がる。

 

今週はそこに行きたくて仕方がなかった。

だけど、月曜日も水曜日も行けなかった。というより、迷って行かなかった。今日はその気持ちが強まり、行くことにした。

入浴時間は通常は10時30分からだけれど、木曜日だけは 水質検査があるため12時30分からだ。本当は午前中の方が都合はいいけれど、午後からでも12時に家を出ればいいし、向こうを2時に出れば2時30分には帰宅できる。

来週は夫の病院受診が続く。また疲れそうだ。

で、午前中にすべての用事を済ませ、行ってきた。

 

久しぶりの浜名湖はあいにくのお天気だったけれど、それでも穏やかな湖面は十分ステキだった。そして、温泉は体の芯まで温まり、心身ともに疲れがとれたような気がした。

たまには温泉も良いな。また疲れたら行こうと思う。