えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

喜んでくれるって嬉しいこと

初めて花ふきんを作ったのは昨年の8月だった。

刺し子がしょうに合っていたのか、あれから約半年の間夜な夜なチクチク楽しんでいた。そして、先月19日に17枚目が完成した。

「そんなに作ってどうするの?」と、言われそうだけれど、自分が使いたいというわけではなく、刺していると落ち着くというか刺したいだけ。だからできると友人や知人、兄弟や甥夫婦などに差し上げた。というより貰っていただいたと言う方が正しいかもしれない。

 

正月、興味を示してくれた孫に1枚。嫁にも1枚。作り置きしてあった何枚かの中から好きなものを選んでもらった。

 

甥夫婦も東京から帰省すると、1歳になった子どもを連れて兄夫婦と一緒に来てくれた。結婚してから毎年来てくれるのであげたくて、好きなものを選べるようにと何枚か作り置きしておいた。そしてその中から赤色と紺色のものを1枚づつ選んでもらった。

その時、一緒に来てくれた兄嫁のYちゃんにもあげたかったけれど、残りが少なかったし、あんまりいいのがなかったのであげられなかった。

 

この間の水曜日、ご近所の小母さんからいただいた甘夏をおすそ分けするために兄のところに行った。その時、あれから作った花ふきんも持って行った。

 

七宝つなぎ

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角亀甲

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十字花刺し

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桜の花 実はこれは失敗作で裏が美しくない。

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桧垣

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どれも写真が悪すぎるけれど、Yちゃんに失敗作を含めこの5枚を見せると「わ~‼ 」と声をあげ目がキラキラ輝いた・・・ように見えた。そして、この中から2枚あげると言ったらものすごく喜んでくれた。そんなYちゃんの姿を見たら私の方がものすごくうれしくなった。本当に喜んでくれたのだと感じたから。

Yちゃんが選んだのは私の予想通り「七宝つなぎ」と「角亀甲」だった。

今、手元には失敗作の「さくらの花」と人気のない「桧垣」と「十字花刺し」が残っている。また少し刺しためておきたいと思うけれど、今度は刺し子を使った布小物に挑戦しようと思っている。巾着とかポーチとか、バッグとかスカーフ等など。そして、来年の正月にはそれをお年賀にできたらいいなあ・・・なんて、笑われそうなことを考えている。でも、考えるだけでも楽しくなってくる。