えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

さくら満開

我家の前の公園にはさくらの木が10本ぐらいある。

30年ぐらい前、元々あった公園が整備され、その時に植えられた。当時、子どもたちは小学生だった。植えられた当時は華奢な木でパラパラと咲く程度だったさくらの木も今ではかなり大きくなり、見事な花を咲かせるようになった。

 

金曜日の訪問リハビリの時、担当の理学療法士さんと3人で公園までさくらを見に行った。その時はまだ5分咲きぐらいだったのだけれど、翌日にはほぼ満開、日曜日には完全に満開だった。

 

これは日曜日の画像。窓越しに車いすの夫目線で撮ってみた。 

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以前は彼方此方のさくらを見に行った。だけど、最近ではどこに行くこともなく家の前の公園で楽しんでいる。

 

昨夜は雨が降ったようで今朝は地面が濡れていた。

夫がデイケアに出かけた後、今日は予定を変更して草取りをした。学校が始まったので午前中の公園には誰もいない。草を取り、ちょっと顔をあげればこのさくらだ。時々立ち上がり腰を伸ばせば目の前にはさくら、さくら、さくら。姿は見えないけれどすぐそばでウグイスがきれいな声で鳴いている。草取りをしながらうっとり聞惚れてしまった。そんなすべてを独り占めだ。

 

午後からは学童保育の子どもたちで賑やかな公園も夕方になればまた静かになる。

夕食後、ごみを片付けに庭に出ると誰もいない公園では水銀灯でライトアップされたさくらが輝いて見える。これもわたしの独り占めだ。