えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

虫が怖くて怖くてたまらないのに

虫の話しなので、画像はないけれど苦手な方はスルーしてください。

 

先週の水曜日、侘助と五色椿にチャドクガの幼虫が発生していたことを書いた。その時には赤い椿にも白い椿にもやぶ椿にも生垣の中に3本ほど植えられている山茶花にもチャドクガの幼虫は見られなかった。

ところが、翌々日には赤い椿にも白い椿にもやぶ椿にも山茶花にも発生していた。侘助も五色椿も見えるところは枝葉を切り取って処分したはずなのに増えているし。こうなるともう枝葉を切り取るだけでは駆除することはできない。消毒するしかないと思い、業者に依頼した場合の金額を調べると何万もかかってしまう。どうしたものかと頭の中はチャドクガの幼虫のことでいっぱいになり、何も手につかなくなってしまった。

私は虫が大の苦手だ。夫が元気だった頃はそんな仕事は全部夫が引き受けてくれていたのだけれど、今はそういうわけにはいかない。かといって放って置くこともできない。それで「もう自分でやるしかない」と覚悟を決め、消毒薬を買ってきた。そして、人さまにも夫にも影響がない時間を考え、先日の夕方に完全防備で実施した。

消毒も嫌で仕方がなかったけれど、幼虫が落ちた後の片付けも大変だった。チャドクガの幼虫は毒毛をまき散らし、死んだ後もその毒毛の効力は残るという。ネットで調べると、50℃以上のお湯をかけるとたんぱく質が固まり、毒毛の効力はなくなると書いてあった。

消毒をしたのは暗くなる少し前の夕方。我家にはもう誰も来ることがなく、道路を通る人も、公園にも人がいなくなる時間。そして、どこのお宅も洗濯物は取り込んである時間だ。

消毒をした後はそのまま放置。そして翌朝、新聞配達の方が来る前にと明るくなりかけた4時少しすぎに起き、5リットルのやかんに熱湯を入れては何度も何度も 毒毛らしきところにかけて回った。新聞配達の方が来た時にはあと少しのところだったので道路で新聞を受け取り、何とかセーフだった。

それからも何度も5本の椿と山茶花を見て回っているけれど、今のところチャドクガの幼虫は見られないのでもうきっと大丈夫だと思う。でも、疲れた。

 

何度も書いてしまうけれど、私は虫が大の苦手。それなのに、チャドクガの幼虫の大量発生にムカデに夜な夜な部屋に入ってくるダンゴムシにワラジムシ。今朝はナメクジもたくさん見つけた。

田舎だから緑も多いし、土の部分も多い。だから虫たちもたくさんいる。でも「もう参りました。勘弁してください」と言いたい気分でいる。

 

消毒した夜、4時起きしてお湯を駆け回った夜は当然のように一人ビールでお疲れさま会をいたしました。でも、もうイヤだ。