えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

それぞれの熱中症対策

私の住む東海地方は日曜日に梅雨が明けたと発表があった。

天気予報では「梅雨明け後の10日は猛暑になると言われている」と言っていた。ご多分に漏れず、梅雨が明けてからというもの、ものすごく暑い日が続いている。そして、天気予報だけでなく、ニュースの時間にも連日熱中症に気をつけるようにと注意喚起している。もう何人もの命が熱中症で奪われてしまったことも。

 

今年は私が楽しみにしている「ふれあい音楽会」は7月の第4週と9月の第2週も行われなくなった。例年、8月だけがお休みだったけれど、昨年は猛暑で急遽3月に延期になった経緯がある。それで今年は初めから予定を変更したのだと思う。聴衆は年配者が多いし、冷暖房の設備のないところでの演奏は奏者にも過酷だ。なので、こうした対策は当然のことだと思う。

 

火曜日は夫の訪問リハビリだった。リハビリでは最後の10分ほどが歩行訓練に充てられ、火曜日の理学療法士さんは雨でない限り外を歩いている。外と言っても、ベッドから玄関に行き、上がり框を降り、庭に出て数メートル歩いて戻るだけだ。それが、この間から、事業所でその時の気温と湿度から熱中症の危険度を割り出し、危険だと判断されたときには外でのリハビリはやらないと取り決めがあったそうだ。これも、利用者のみならず職員の安全に配慮した結果だろうと思う。私もそれでいいと思う。

 

私はというと、夫が家にいる日はごみ出しと、洗濯物を干すとき、取り込む時ぐらいしか玄関より外には出ることはなく、エアコンをつけた部屋の中で過ごしている。だけど、夫がデイケアの日には「暑いから・・・」などとは言っていられない。

月曜日も水曜日も半日は庭仕事、一番暑い時間帯は食材の買い出し、夫の帰宅を待つ間は草取り・・・と。さすがに木曜日は庭仕事はしなかったけれど、郵便局に行ったり、図書館から予約していた本が届いたと連絡があったので市民館に出かけたり、食材の買い出しだけでなく、ドラッグストアにも行ったり、と動き回っていた。

そんな私は、庭仕事の時にはやりすぎないようにとタイマーをセットし、途中でエアコンをつけたままの部屋で梅干を食べ、水分を補給し、小休止するようにしている。そして、終了したらシャワーを浴び、しばらくエアコンの部屋で保冷剤を顔や大きな血管に当て体を冷ますという対策をとっている。

で、何度も書いている五色椿の木はかなり小さく剪定が完了した。

この暑いのにそんなことばかりして我ながらバカみたいだと思わないではない。だけど、やらなければそれはそれでかなりのストレスを感じるわけだから、熱中症になることもなくできてよかったと思っている。

 

この暑いのに五色椿に絡まって咲いていたヘクソカズラ

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チャドクガが怖くて五色椿のまわりは草取りができなかったから生き延びたのだ。かわいい花を見ると「あなたも頑張ってるね」と、思わず声をかけたくなってしまった。