えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

夏のお役目が終了した

12日の夜遅くに帰省した次男は12日、13日、14日の夕方まで母屋で過ごし、14日は離れの2階に移動し、15日の夜、台風10号が東海地方に一番影響があった時間帯に帰って行った。そして、14日の夜遅くに帰省した長男家族は昨日の午前中に帰って行った。

私は、孫たちの成長を肌で感じ、楽しくもあり、うれしいこともたくさんあった長い長い10日間のお役目が終了した。

だけど、皆が帰ってしまうと何だか気が抜けたのか、疲れがどっと出たのか、昨日は移動させたモノたちを元の位置に戻すのが精いっぱいだった。

 

次男は本当に手がかからない。というか、手をかけさせてくれない。離れの2階に移動してもらうまでの間、コンビニに2、3回出かけただけで、どこにも出かけない。食べ物も、冷蔵庫の中のものを使って自分で作るし、残り物でいいと言う。冷や麦や素麺が大好きで、それだって自分で茹でるといい、片付けも自分でしてしまう。親としては作ってやりたいし、何でも食べさせてやりたいと思うのに、やってやれたのはほんの少しのことだけだった。普段、仕事以外は気ままな独身生活をしているのだから本人としてはその方が気楽なのだろう。まあ、のんびりと好きなように過ごしてもらえたのならそれでいいかと思うようにした。

 

それに反し、長男家族はみんなで甘えてくれる。と言うか甘え上手だ。私は夫のことの他、朝早くから朝食の準備に片付け。そして出かけている間には部屋の片づけと掃除をし、夕食と風呂の準備をして帰宅を待つ・・・という繰り返し。もちろん、全く手伝ってもくれないというわけではない。それに、子どもたちの生活ペースに合わせることなく、自分たちの生活ペースを守りながらやれることをするように徹したし、私自身がやれるうちはやってやりたいという思いからなので文句や愚痴ではない。皆して感謝の言葉は忘れないのだから喜んで私自身が何でもやってしまうというわけだ。「お嫁さんが幸せならば息子も幸せ。二人が幸せならば孫たちも幸せ」と思いながら。

 

昨日はクタクタだったけれど、一晩寝たらすっかり元気になり、元どおりの生活に戻った。

長男家族は例年だったら16日か17日に帰省ラッシュを避けるよう早朝に帰るのだけれど、今年は21日だったのでラッシュに引っかかる心配はないと昼ごろゆっくり帰った。それで、自分たちが使った敷パットやバスタオル、枕カバーは洗濯を済ませ、干してから帰ってくれた。それだけのことでずいぶん楽ちんな気がしている。

今日は敷布団や肌掛布団を干した。あとはタオルケットを洗濯し、掃除機をかけ、拭き掃除ぐらいをすれば完了だ。それだけならばゆっくりやればいい。

今日は夫はデイケアに出かけたし、私はこのぐらいにしてのんびり過ごそうと思う。