今日は父の誕生日だった。もうとっくにこの世にはいないのだけれど、誕生日が来るたびに何だかとっても話したくなってくる。
それで、
先週から、庭の小菊が満開なので今日はそれを持ってお墓参りに行こうと決めていた。
夫がデイケアに出かけるとすぐに庭のシバを切り、小菊を切り始めた。
すると、久しぶりのお客さまがやってきた。
こっち向いて、あっち向いて・・・
かわいいね。
今度は後ろを向いて・・・
しばらく、あっちの小菊、こっちの小菊と、行ったり来たり。
次は私のすぐ脇を通り抜け、こんなところにちょこんと乗った。
またまた、私から1mもないところを飛んで母屋のトイに飛んで行き、
アンテナにとまり、
こっちを向いて「さようなら~」
小菊を切ってお墓の花に仕立てたらすぐにお墓参りに出かける予定だった。だけど、こんなかわいいお客さまだ。いつもだったら一瞬で飛んで行ってしまうのに、今日は私がいても逃げもせず、だいぶ長い時間我家の庭に滞在して遊んでくれた。私はついでにやるつもりはなかった草取りまでしてしまった。
それでも、午前中にはお墓参りもでき、心の中で父ともいっぱい話をしてきた。
そして、最後はいつも「会いたいけれど、まだお迎えには来なくていいからね」と言ってくる。