えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

弟のこと

今週もいろんなことがあった。

毎日、書こう書こうと思いながら結局は何も書くこともなく、今日に至った。

だけど、忘れないように書いておこうと思う。

 

水曜日は弟の命日だった。で、水曜日にお墓参りに行こうと思ったら、日曜日の時点でその日は雨の予報。ならばと、月曜日に行ってきた。結局は月曜日に晴れの予報に変わったのだけれど。

 

弟は子どもの頃からとてもやさしかった。それでか、私と違い、男性にも女性にも持てたというのだろうか、周りにはいつも友人がいた。そんな、人に恵まれていたように見えた弟だったけれど、自分にも優しい性格が災いしてか、家族には恵まれず、最期は一人で逝ってしまった。

 

弟はそこにはいないのだけれど、お墓参りは実家のお墓。弟のいるところまではいけないので命日前後には両親のいるお墓へ行くことにしている。

決して死後の世界があると思っているわけではないのだけれど、子どものころ甘えん坊だった弟のことだから「あの世で両親に会えただろうか・・・」「会えてるといいな・・・」などと思ってしまうのだ。で、実家のお墓参りに行き、両親と弟のことを話してくる。まあ、弟のことを偲ぶのは私と兄ぐらいしかいないような気がするし。

 

逝った時から毎年思う。一番下が一番先に逝ってしまうなんて反則じゃないのか、寂しいじゃないかと。