えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

雨降りの翌日は草を取る日

前夜に降った雨が朝には上がっていると「さあ、今日は草取りをしなさいよ」という声がどこからともなく聞こえてくる。それは夫がデイケアに出かける日にだけ。

今日もそうだったけれど、先週の水曜日もそうだった。

 

コロナウィルスの影響で今日から学校はお休みになった。夫のデイケアもお休みの連絡がくるかもしれないと思っていたけれど連絡はなく、お迎えの介護士さんが発熱の有無と体調の確認をしたうえで出かけて行った。

 

私はお迎えを待ちながら草取りを始め、出かけてからも1時間ぐらい行った。

 

これは水曜日の写真だけれど、白い方のクリスマスローズは満開だ。

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チャドクガでやられた赤い椿もきれいに咲いている。これは義母が好きだった椿。この椿が咲き始めるといつも庭仕事をしていた義母のことを思い出す。

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義母は働き者できれい好き。庭には小さな草1本もなく、我家を訪れる人はみな「きれいな庭ですね」と褒めてくださった。

 

白い椿は私が好きな椿。こちらもチャドクガにやられたけれど、今年もたくさんの花をつけてくれた。うっとり。私はこの時間が長いのかも・・・

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義母に介護が必要になってから夫と二人で草を生やさないように頑張った。だけど、夫が倒れてから1年間草取りができなかった。というか、やらなかった。そうしたら、もうどんなに頑張っても義母の時のようにな庭には戻れなくなってしまった。

まあ、多少の草が生えていても良いと言えば良いのだけれど、やっぱりきれいな庭が好きだ。

最近、義母のことを思い出すたびに「すごい人だったなあ」と思う。

 

昨年の台風で倒れてしまった赤いボケの木。脇から細い枝が出て今年は花が咲いた。

まだ1mにも満たないぐらいの木なのにこんなにたくさんの花をつけた。

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草取りをしていると、草木の生命力に驚かされることばかりだ。