えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

マスクのこと

前回ブログを書いてからもう10日も経ってしまった。

この10日間、私はそれなりに心身ともに元気で、それなりに忙しく暮らしていた。

それで毎日、今日はこれを書こう、今日はこのことを書いておこう・・・と思うのだけれど、夜になると「まあいいっか」と、気持ちが違うほうに向いてしまい書けな(書かな)かった。

 

先月末、友人からメールが届いた。

友人とは新型コロナウィルスの感染が拡大し始めたころから会っていない。それまでは1・2週間に1度は会っておしゃべりを楽しんでいたのだけれど、今は「もしも・・・」があってはいけないからとお互いに会うのを自粛しているのだ。

 

友人は80歳を過ぎているけれど現在は1人暮らし。市民館が使えなくなり参加しているコーラスもフォークダンスもお休みになり、ご近所さんと二人で行っていたウォーキングも一人で行くようになったという。一人暮らしで、ステイホームとなれば1日中誰とも話をしない日があるかもしれない。そんな時はいつでも電話してね。とは言ってあるけれどこちらからも時々はメールをしている。

 

で、この間のメールには「50枚入りの使い捨てマスク2箱、知り合いから送ってきたから1箱あなたにあげる」とあった。

マスクはまだまだ手に入らない。しかも値段は高騰している。以前は50枚入り1箱が500円前後だったのに今では安くても2000円以上する。3500円以上のものもあり、4倍から7倍ぐらいに跳ね上がっている。コロナもまだまだ終息する様子はないし、マスクだっていつになったら店頭に並ぶのかわからない。とてもありがたいことだけれど、私は布マスクを使うからそんな貴重なものはいただけないと辞退した。それでも彼女は自転車で届けるからと言う。なだらかな坂道が続く我家まで20分ぐらいかけて80歳を超えている彼女に届けさせるわけにはいかない。それで4月29日にマスクを着け、玄関先で、数分のおしゃべりをして、ありがたくマスクをいただいてきた。

 

その時、洋裁も編み物も何でもできる彼女に暇つぶしになるだろうと手持ちの遊んでいる布をたっぷり差し上げた。と同時に、マスクつくりのボランティアをしてくれないかとマスク用の布も一緒に持っていき、頼んでみた。

 

夫が通っているデイケアでは職員に配布されるマスクは週1枚、訪問リハビリの事業所は週に2枚だという。足りない分は自分のものを使用するか、同じものを何日か使うそうだ。それだけ医療の現場も介護の現場もマスクが不足しているのだ。

医療現場では布マスクというわけにはいかないだろう。でも、介護士さんたちのうちには自分で手作りしたという布マスクを着けている方がいた。自分で作れる人、作ってもらえる人、手作りのマスクを購入できる人、使い捨てが手に入れられる人、そういう人はいいけれど、そんな人ばかりではない。手作りの布マスクでいいのなら私にも応援することができる。利用者さんの中にもマスクで困っている人がいるかもしれない。そう思ったら作りたいと思った。だけど、数が必要になる。自分一人では到底数をそろえることはできない。それで裁縫が得意な彼女に頼んでみたのだ。

彼女は立体マスクでもプリーツマスクでも西村大臣風のマスクでもなく、サイドにタックを取っただけの簡単なものならできると快く引き受けてくれた。

で、アッという間にこんなに作ってくれた。

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下の紙袋の上にある立体マスクは私が作ったもの。

私がその立体マスクを6個作る間に彼女はタック式のマスクを100個作ってくれた。

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手持ちのオフホワイトの綿生地に裏は豆絞りの手ぬぐいやタオル、色の綿生地、ダブルガーゼなど、有り合わせの材料で作ったマスク。写真は5種類だけど、白のワッフル織のものもあるので6種類と私が作った立体マスク

100個のうち10数個は義姉にあげたので残りは80数個。職員さんは30人弱だと思う。現場で使わなくてもいいからどこかで使ってくれると嬉しいけれど、もらってくれるだろうか。