えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

久しぶりに友人が来てくれた

夫は脳出血で倒れ、失語症という後遺症が残り、会話ができなくなったにもかかわらず、変わらずに顔を見せてくれる友人が二人いる。

 

二人とも小学校の時からの友人で、それぞれが1、2か月に1度ぐらいの割合で遊びに来てくれていた。しかし、新型コロナウィルスの感染が報道されるようになってからは誰もが外出自粛生活だ。しかも、友人の一人は大腸がんの手術を受けて7年。がんの方は経過観察の身だけれど糖尿病でもある。もう一人の友人は心疾患を抱え、ペースメーカーを入れている。二人とも感染には人一倍注意が必要だ。それでなくても全員が高齢者だ。特別な用事がない限り人の家に遊びに行くなどということはできない状況が続いていた。

 

しばらく前に外出の自粛要請が解除され、県内外への移動自粛も解除された。私の住んでいる市では4月26日以降感染者は出ていない。それでもワクチンも治療薬もまだの現状ではやっぱり心配でならない。

とはいえ、私は少しづつ友人とも会うようになった。一人で喫茶店にも行った。

だけど、夫はもう何か月も友人と会っていない。それでも、そろそろ友人たちが訪ねてきてくれそうな予感はしていた。

 

今日

友人の一人が庭で採れたといってすももを箱いっぱい持ってきてくれた。

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見るからにおいしそうなすもも。

 

最後に会ったのはいつだったのだろう・・・

久しぶりに顔を見て、おしゃべりをして(夫は話せないけれど)、みんなで楽しい時を過ごした。話しながらみんなで笑い、2時間ぐらいがあっという間に過ぎた。

 

3密といえば3密の状態だったけれど 、部屋のドアは開けっ放しだったし、お互いの位置関係は真正面ではなく、夫と友人は斜めの位置関係。私とも斜めで2メートルは離れていたと思う。この間、テレビで見た飛沫の実験によると、たぶん直には被らない状態だったと思っている。

 

新型コロナウィルスは症状が出る2日前から感染の可能性があるという。楽しかっただけに「お互いに、もしものことがありませんように」と願いながら、今後2日間は夫と私自身の体調に変化がないことを願っている。