えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

やる気にスイッチが入らない

長い梅雨がやっと明けたと思ったら今度は連日の猛暑だ。

その上、新型コロナウィルスの感染が拡大し続けている。

 

雨が降れば庭仕事ができない。片づけならできるのにと思うけれど、やる気になれない。

猛暑でも庭仕事を行うのは考えてしまう。それでも熱中症対策を取りながら少しづつはやるようにしていた。

 

私の住む地域でもコロナの感染者が毎日のように報じられるようになった。

国ではGoToトラベル。お盆の帰省は一律に自粛要請は行わないと報じられているけれど、愛知県では県独自の緊急事態宣言が出され、お盆の帰省は控えるように家族で話し合ってほしいと知事が会見していた。市長はUチューブや新聞でインターネットを使ったエアー帰省にしてほしいと訴えていた。

その前から次男は帰省を見合わせると連絡があったし、長男家族も帰省するというのを私が抑えた形で取りやめになった。

それからはもうだめだ。

片付けをやる気は全く起こらなくなり、庭も窓から草を眺めるだけで、ため息だけが出るようになった。

コロナのこともあり、買い物以外の外出はしなくなり、友人とも会うこともほとんどなくなった。

本を読み始めても数ページも読めば閉じ、刺し子を始めても1、2本刺せば針を置いてしまう毎日だ。やることはいっぱいあるのにスイッチがどこかに隠れてしまったかのようにだらだらと過ごしている。これがコロナ鬱というやつかと思いながら。

 

今月はお盆月だ。だらだらしてばかりではいけないし、今年からお盆はデイケアがお休みになる。12日に2件分のお墓参りに行く予定だったけれど、実家のお墓参りは早めに昨日のうちに行ってきた。

お花を供え、お線香をあげ、手を合わせ、心の中で両親に思いを語る。すると、それだけで心が落ち着いてくるから不思議だ。「お墓参りに行くといいことがあるよ」と友人から言われたことがあるけれど、神社、仏閣には不思議な力があるような気がする。

それでもまだやる気のスイッチは入らないけれど、刺し子の花布巾もあと1本刺せば完成するところまできた。

 

今日のお客さま。 

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トンボとスミレにとまったヒョウモンチョウ

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欝々していても窓からこんな光景を眺めていればそれだけで時間は過ぎていく。