えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

刺し子と草取り

何か月も前に刺し始めた刺し子の布巾。周りと数本刺しただけでやる気が起こらなくなり、放置していた。それをプレゼント(お礼のため)したい人ができて、また刺し始めた。それが土曜日に完成した。

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この柄を刺すのは3回目。角亀甲という好きな柄なのだけれど、すごく細かいので気がのらないと進まない。

私は手作りのものが好きだけれど、中にははっきりと「手作りのものはもらうと困る」という人がいる。私はプレゼント(お礼)したい人がどんな好みかも、手作りのものをもらうと困る人なのかも知らない。それなのに、この間作ったマスクと仮置きマスクケースと合わせ、手作りのものを送ろうとしている。遠方の方なら地元のお菓子とか残らないものを送るのだけれど、その方は地元の方なので。だから、完成はしたもののまだ送れないでいる。

 

しばらくの間、やる気のスイッチが入らなかったけれど、長い時間かかってもこうして 一つのものが完成すると不思議にスイッチが入るようになる。

 

昨日は「草取りをやるぞ」というスイッチが入った。

夫がデイケアに出かけるとすぐにネッククーラーを巻き、庭仕事用の帽子をかぶり、腕カバーをして、熱中症予防をしたうえで庭に出た。夫が帰宅したとき庭で倒れていたらしゃれにもならないから。

雨上がりならば簡単に抜ける草は固くなった地面から思うように抜けない。蚊帳吊り草、エノコログサ、メヒシバ、コバンソウアメリカフウロヒメツルソバ、名前を知らない草もたくさん。本当にいろんな種類の草が生えている。その中で今、一番困るのはコニシキソウカタバミとジシバリだ。

カタバミだってジシバリだって、どの草もかわいい花を咲かせるけれど花が咲く前に取ってしまいたい。

 つゆ草はステキすぎていつも取れないでいる。

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写真はないけど、前回草取りをしたときには紫カタバミがかわいくて取れなかった。

私のえこひいきだ。

 

草取りを始めて30分経つとネッククーラーの中に入れた小さい保冷剤(中くらいの保冷剤1個と、小さな保冷剤2個入れてある)が溶けてしまう。いったん休止し、水分補給と梅干を一つ食べ、保冷剤を交換して再度草取り。

30分が1時間になり、1時間がもう15分、あと15分・・・と、止まらなくなってしまう。いくらやる気のスイッチが入ったと言っても今の時期には2時間が限度だ。

あとはシャワーを浴びて小休止したらぐったりしてしまう。とはいえ、いつものように食材の買い出しや食事の準備など、家のことはやらなければならないけれど。