えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

作品展を観に行った

前回の更新からもう10日も経ってしまった。

毎日、書こうと思いながらも夕方になるともうくたくたで「まあいいっか」となってしまう。書いておこうと思うことは山ほどある。だけど、日にちが過ぎてしまうと気持ちが薄れてしまって「まあいいっか」となってしまう。書かなかった言い訳を自分自身にしているだけなのだけれど。

 

今日は午前中に草取りをし、買い物を済ませ、午後からは作品展のはしごをした。しかも自転車で。

 

一つ目は以前花の絵をプレゼンとしていただいた方の展覧会。

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その方とお仲間二人の「レッツ55展」 

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『抒情風景Ⅱ』の光部さんという方、『ソラの想い』の大場さん、私に絵を描かいてくださった『フラワープロジェクト』の榊原さんの3人がおひとり55点づつ作品を出品されている。

 

風景画は好きなジャンルだ。水彩あり、油彩ありで、どの作品も気持ちが安らぐような素敵な水彩画だった。

現実の世界で空というものは不思議で見ていて飽きることがない。いつまでも見ていられる。そんな空をアクリル、日本画パステルで55枚。いろんな空に魅了される。

花の絵も好きだ。榊原さんは日本画家だけれど、今回はフラワープロジェクトで描いたペンと水彩を使って描いた花のはがき絵だ。フラワープロジェクトでリクエストに応えて描かれた100枚のうちの55枚だと思う。私がリクエストした都忘れの花も展示してあったけれどひときわ素晴らしかった。もちろん、他の花の絵も素敵だった。

 

この間、地元の美術館に行ったとき、廊下に置いてあった絵手紙の案内はがきが目に留まり、もらってきた。

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こちらは喫茶店に併設されているギャラリーでの作品展。

 

ここは夫が倒れる前には二人で時々ギャラリーで行われる展覧会を見ながらコーヒーを飲みに行ったところだ。

夫が倒れてもうすぐ10年になる。だから、行かなくなってもう10年以上経つ。ちょっと敷居が高かったけれど、絵手紙の作品が見たくて「レッツ55展」の帰りに寄ってみた。

 

コーヒーを頼んで隣接するギャラリーへ。

作品は地元紙に昨年9月から今年の8月までに投稿掲載された作品の原画と新聞記事。選評・講評された方の作品の展示もあった。

絵手紙は見ているだけで不思議と温かい気持ちになってくる。だからきっと、好きなのだと思うし、観に行きたいと思うのだ。

 

作品を見てからコーヒーを飲み、帰ろうとするとお店のママさんから「間違っていたらごめんなさいね。〇〇さんですか?」と聞かれた。たまに行くだけの客で常連だったわけでもないし、10年以上も行っていなかったのに名前を憶えていてくださったのだ。そして「また来てくださいね」と言われ、何だかちょっと嬉しくなった。

 

今日はたくさんの作品を観せていただき、心に栄養がたっぷりと満たされた。