今年も白い彼岸花が咲き始めた。
去年は咲き始めがかなり遅く、絶えてしまったのではないかと心配したけれど、今年は彼岸のお中日には咲き始めた。何もしていないのに毎年楽しませてくれる。
玄関を出るとすぐのところでは斑入りのヤブランが咲いている。
斑入りではないほうのヤブランもあって、どちらかというと私は深い緑の葉のそちらの方が好きなのだけれど、カイズカイブキの生け垣の下に植えてあるので暗すぎて写真は撮れなかった。
通用口の近くではこぼれ種で生えたコスモスが1輪咲いた。
あと5本ぐらい生えているからまだしばらくは楽しめそうだ。
車庫に行く途中のアプローチでは萩が真っ盛り。
萩の前には玉すだれ。
写真にはこれしか映ってないけど、実際には1メートルぐらい咲いている。
南の庭では食べなかったニラの花が。
ニラもこぼれ種で毎年生えてくるけれど、我が家ではめったに食卓には上がらない。
唐綿もまだたくさん咲いている。
シュウメイギクも咲き始めたけれど、今日はこの間咲いた花が散ったばかりで、あとはまだ蕾ばかりだった。
草取りしながら、時々腰を伸ばし、眺めるのが楽しみだ。
春の庭は楽しくなるけれど、秋の庭は心が穏やかになるような気がするから好きだ。
それは花のせいではなく、気候のせいなのかもしれないけれど。