えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

眼科受診と最近のこと

今日は眼科に行ってきた。

いつものように夫がデイケアに出かけるとすぐに診察券を出しに行くと、予約時間は10時15分だった。予約時間と言ってもおおよその目安といったものだ。

 

受付の方に10時少し前には戻ってほしいと言われ、9時55分には戻った。持参した本を読み始めるとすぐに視力検査と眼圧測定に呼ばれたので「今日は早く終わるかも。早く終わったらお茶して帰ろう・・・」と思っていたのだけれど、30分経っても呼ばれない。1時間たっても呼ばれない。

コロナの感染予防のため入り口のドアは開けっ放し。風除室から待合室に入るドアも開けっ放し。今日はすごく寒かったので暖パンにセーター、その上に暖かいチュニックを着てと、暖かい格好で出かけ、薄手のコートまで羽織っていたのだけれど寒くて、寒くてガタガタと震えるほどだった。

 

本を読みながら待つこと1時間15分。11時30分にやっと中待合に呼ばれた。

中待合に入ってからもなかなか呼ばれない。前の人が済んでもなかなか呼んでもらえない。診察室のカーテンが少し開いていたので隙間から中を見ると、看護師さんが診察室の窓を開放し、椅子等を拭いているのが見えた。

しっかりと換気し、机やいすなどなどの除菌も行われ、コロナの感染防止対策がしっかりと行われていることが感じられた。ただでさえも大変な医療従事者の方々なのにこれだけのことをしていれば診察が遅れることも無理ないと思われた。

で、診察室に呼ばれてからは1分も経たないうちに私の診察は終わった。

お茶することもなく、買い物だけ済ませ、家に戻り、あとはだらだらとこたつに潜り込み、私の今日の自由時間は終わった。

 

最近、リメイクするために留袖と小紋を手に入れた。

簡単リメイク講座の講師だった方は着物を解いたらまずは洋服にリメイクし、次にバッグ、残りでポーチや小物を作って使い切る。そしてリボン刺繍などをしてもったいないだけでない自分のオリジナルに作り変えるリメイクを提案されている。

私はというと、子どものころから布が好きで、特に綿・麻・絹・ウールといった自然素材には目がなかった。何かを作ろうと手に入れるのだけれど、見ているだけ、触っているだけで幸せというか満足してしまうのだから溜まる一方で始末が悪い。祖母のボロ布までまだとってあるぐらいだから。今回も好きだけで留袖と小紋を手に入れてしまったのだ。しかも着物はどちらかというと地味で、お年寄りが好むような色柄が好き。

今回手に入れた留袖はまだそのままの状態で眺めているだけだけれど、小紋の方は解いて洗濯しアイロンまでかけてある。

解いているときから胴裏のシルクを触っていたら染めてスカーフにしたくなってきた。

20代のころから草木染に興味があり、本を買って読んでいたけれど、一度も染めたことはない。

本やネットで調べただけの知識しかなく、全く初めての経験だけど、やってみることにした。

色はさくらの枝を使ったピンクがいいな。ブドウの紫も悪くない。玉ねぎの皮もいいかも。初心者としてはコーヒーか紅茶か緑茶で染めるのが手軽でいいかも・・・等など、思いを巡らせていたけれど、まずは賞味期限が切れた青汁が見つかったのでそれで染めてみた。

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 左が胴裏のシルク。真ん中が八掛。八掛は紫色のぼかしになっているので白い部分がどんな風に染まるかを確認したくていっしょに染めてみた。右は木綿。

写真だと色が分かりにくいけれど胴裏のシルクは黄色味が強い黄緑色というのだろうか、優しい色に染まった。八掛も白っぽく見えるけれどほぼ変わらない色合いだった。綿はたんぱく処理をしなかったのでかなり薄かったけれど、染まるには染まった。(写真では白く見えるけど染まっている)

 

まだスカーフに縫ってはないけど、きっと使い心地はいいと思う。思うように時間が作れないけれど早く作りたいと思っている。

残りの胴裏も近いうちに染めようと茄子の皮をとってあるし、最近はこんなことをして楽しんでいる。