13日の日曜日に書き始めたのに、また1週間も経ってしまった。
先週の土曜日、同じ市内に住んでいる兄がやってきた。
正月に会ってから1年近く会うことがなかったのだけれど 、今月に入ってから2回目の来訪だ。
この間は頂き物のおすそ分けだと言ってリンゴやチョコレートケーキやドリップ式のコーヒー等など、手提げ袋いっぱいのおすそ分けを持ってきてくれ、今回も頂き物の採りたての大根と紫大根、カブを持ってきてくれた。
夫は紫大根に反応し、手に取ってにこにこ顔で眺めた。
私が「絵を描いてみる?」と聞いてみると、大きく頷いた。最近はそういう反応をしなくなっていたので私の方が嬉しくなった。
で、日曜日に描いた。筆を持ったのは1年ぶりぐらいだろうか。
紫大根だけを描いたのもの、紫大根とカブを描いたもの、合わせて7枚も描いた。まあ、ハガキにだけど。
これはその中の1枚。
私はというと、夫が絵を描くのを見ながら同じ部屋でミシンの作業。
夫が元気だったころは離れに置いてあったミシンを夫が倒れてからは母屋の仏間に移動させ、そして今回は夫と同じ部屋で作業ができるようにと夫が日中過ごす部屋にミシンを移動させた。移動させたと言ってもポータブルミシンなので 今までの部屋で作業しようと思えば持ち運べばいいだけのことで大げさなことではないのだけれど。
作ったものは予備のマスクを入れるファスナーポーチ。
バッグの中に予備のマスクを入れておかないと車に乗ってから「マスクをしてくるのを忘れた」ということがよくあるのだ。
大分前に布を裁ち、リボン刺繍をしたまま放置してあったのだけれど、ビニール袋に入れた予備のマスクを見るたびに早く作らなくっちゃという思いに駆られていた。
ポーチに仕立てるだけなのにそれがなかなかできず、やっと完成した。
こちらは裏側。
個包装のマスクを何枚か入れておいた。
サイズはちょうど良かったけれど、ファスナー付けが今一つ。まあ、自分で使うものなのでこれで良しとした。
こうして同じ空間でCDを聴きながらそれぞれの楽しみをそれぞれが眺めながら行い、1日を過ごした。そして、こういう生活も悪くないなあと思った。