えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

楽しいことと痛手のこと

まずは楽しいことから。

だいぶ時が過ぎてしまったけれど年末のこと。

冷凍庫に溜めていた茄子の皮で解いた着物の胴裏と八掛を染めてみた。

2度目の草木染だ。

茄子の皮だから紫色になるのだろうか、それとも藤色ぐらいかしら・・・

そんなことを考えながらの作業は楽しかった。

染めてみると何とグレーだった。

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左が胴裏で真ん中と右が八掛。

胴裏も八掛もシルクで同じ鍋で染めたのだけれど微妙に色が違う。

写真ではよくわからないけれど胴裏はブルーグレーというか、見え方によってはいぶし銀という感じでなかなかいい色に染まったと思う。

さて、これをどうしようかと思う。ただただ染めたかっただけなのだけど、作るとしたら柔らかなシルクなのでスカーフぐらいしか思い当たらない。前回染めた胴裏もスカーフに仕立てようと思いながらもまだ手付かずのままだし、困ったものだ。

 

次は年が変わってからのこと。

コロナの感染が拡大し始めた昨年、教室が使えなくなり簡単リメイク講座が閉講になった。私は楽しみが一つなくなってしまったけれど、先生は何か所かで教えていた講座がすべてできなくなり大変だったようだ。

今年に入ってすぐに先生から「自宅で始めようと思う」とラインがきて、私も参加させていただくことになった。

で、この間、第1回目の講座があった。参加者は3人の予定だったけれど、同じところから参加する予定だったお二人のうちのお一人が片頭痛とやらで欠席。同じところからなのでもうお一人も自動的に欠席となり、私の個人レッスンになった。

作ったものはお薬手帳ケース。

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開くとこんな感じ。

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 真ん中が診察券を入れるところと、保険証などを入れるポケット。

下のポケットがお薬手帳を入れるところ。

私は眼科にしかかかっていないのでお薬手帳は持っていないけれど、何か所かに通院している人には使い勝手が良さそうだ。

これはあといくつか作ってプレゼントに使う予定でいる。できるのはいつになるかわからないけれど、手作りするのはとても楽しい。

 

次は痛手のこと。

年末に冷蔵庫が壊れ、今年に入ってすぐに洗濯機が壊れた。

実はその前に去年から調子が悪かった布団乾燥機も買ったばかりだ。

布団乾燥機に冷蔵庫に洗濯機。もうそれで終わりだと思っていた。というより、思いたかった。

それなのに、月曜日の夜、ガスの瞬間湯沸かし器の安全装置が作動して使えなくなってしまった。

風呂と洗面所は給湯器だけれど、台所はすぐにお湯が出るのが気に入っていてガスの瞬間湯沸かし器を使っている。

それも夫が倒れる少し前に買ったものなので10年が過ぎた。

火曜日の朝、お客様センターに電話するともう私の手には負えないことが分かり、修理を依頼した。

それが昨日だった。夕方、修理の方が来て見に来てくれ、どこかの弁(説明してもらったけれど忘れてしまった)の交換が必要だということだった。修理の方が考えていた症状と違っていたため部品が手元になく、社に戻って部品の有無を確認し、あれば今日、なければ金曜日の修理になるという。

修理代金は13000円ぐらいかかると言い、湯沸し器の修理代金としては高額なので「どうしましょう?」と聞かれた。というのは、新しい湯沸かし器を購入し取り付けてもらうと4、5万円ぐらい。我家の湯沸かし器は10年経っている。修理代金は13000円。で、「どうしましょう?」と言うわけだ。もちろん修理をお願いした。13000円だって今の我家にとっては大きな痛手なのだから。

今、担当者から電話が入り、部品の在庫がなく、発注したので修理は明日になるとの連絡が入った。ふ~。