えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

一人の時間

今日は夫の脳外科の受診日だった。

梅雨の時期でもあるし、台風が発生したという天気予報だったけれど、とりあえずは雨にならずによかったと胸をなでおろしている。

 

主治医が変わって2度目の受診日。今日は予約時間より1時間以上かかってしまった。10年間受診し、今まで何人もの医師に変わったけれど今回が一番待ち時間が長かった。総合病院というところはこんなものかと思うけれど、今までそんなに待たずに受診できていたのでかなり疲れてしまった。

 

最近はそれでなくても疲れやすい。

それでも午前中は頑張って動いているけれど、午後からになるとどうもいけない。

なにかをやるつもりでいても眠くて眠くて座ってもいられないぐらいになってしまい、毎日のように夫のベッドにごろっとなって眠ってしまう。夫が在宅の日も夫のトイレだけ済ませれば彼も車いすでうとうとしていて次のトイレまでは眠っていられるのだから幸せなものだ。

 

こんなに疲れるのにはやっぱり原因がある。

夜中に何回か夫のトイレに起きなければなないのだから早く寝ればいいのだけれど、夫が寝てしまうともったいなくて寝ていられないのだ。夫が起きていたって気配さえ感じられるところにいれば一人で録画番組を見たり、本を読んだり、手仕事をしたり・・・と、好きなことだってできるのに。ただ、余儀なく中断せざるを得ないことが多いのでやっぱり一人の時間が欲しくなるのだ。

 

今日も午後から眠ってしまった。

そして、夫が寝てしまった今、こうして一人の時間を 楽しんでいる。

これから録画してある番組をゆっくり見る予定だ。

夫がトイレに起きるまでにはたぶん中断されずに観られるだろうと思う。