えむこの雑記帳 ~ときどきひとり言~

これは、脳出血後たくさんの後遺症が残ってしまった夫とえむこの何気ない日常生活を書き留めたものです。

ドライブレコーダーを取り付けた

9月下旬に自動車保険の更新手続きをした。

更新前に送られてきた案内にドライブレコーダー特約という項目があった。最近は遠出をすることもないし、高速を利用することもないけれど、あおり運転が報道されるようになってからドライブレコーダーには興味があり、付けたいと思っていた。で、担当者に詳しく聞いてみた。

ドライブレコーダーはリースで年間で1万円弱だという。これから先長い期間車に乗るならば自分で購入した方が割安かもしれないけれど、あと数年で免許証を返納しようとしているのだし、事故時にはドライブレコーダーの映像が保険会社に直接届き、通信機能も付いているとのことなので契約をすることにした。ただ、ドライブレコーダーは郵送され、届いたら自分で取り付けるのだそうだ。それを聞いて思わず「え~! 自分で取り付けるの?」と言ってしまった。もちろん、取り付け業者の紹介もあるけれど、それには5000円ぐらいのお金がかかるという。すると、息子と同年代の担当者は身近に付けてくれそうな人がいないことを確認すると「僕はプロではないけれど、母親のも取り付けたし、30分ぐらいあれば付けられるから届いたら連絡してくれれば取り付けててあげるよ」と言ってくれた。年寄りはそんな言葉を言われると、それだけでコロッといってしまいそうだ。

 

数日後、ドライブレコーダーが届いた。

だからといってすぐに電話して「お願いします」とは言えない。まずは梱包を解き、取り付け説明書を読んでみた。そして説明動画も見た。すると、自分でも取り付けられそうな気がした。ただ理解はできたものの取り付け位置に悩んだ。前面ガラスの上部から2割以内の位置まではいいけれど、ワイパーの可動範囲内にとある。ワイパーを確認すると、可動範囲はわりと低い位置だ。悩み、悩み、スーパーに行くたびに、散歩のたびに駐車中の車を見たり、たまたまあった知り合いやご近所さんでドライブレコーダーを付けている人があると聞いてみたりした。しかし、知り合いもご近所さんも業者に依頼したというし、駐車中の車をじろじろ見るわけにもいかず、月曜日に思い切ってつけてみることにした。

説明書も動画も何度も確認したので位置だけ決めたらあとは簡単だった。でも、それでいいのかの自信はなかった。

付け終わってから買い物に出かけ、帰宅後録画を再生。そして、水曜日は雨が降ったので再度買い物に出かけた後録画を再生して確認した。どちらもきれいに映っていたのでひとまず安心し、保険屋さんに自分で取り付けたことを電話しておいた。

最初はまだ契約更新前だったのでいろんな機能は使えなかったけれど、今はそれらも使えるようになった。

車のエンジンをかけるたびにちょっとうるさいぐらい注意喚起の言葉が流れる。でもやっぱり、注意するようになるような気がする。そして「前回の運転の評価はA判定でした」なんてことも。一人ならいいけれど人を乗せているときにA以外だったらどうしようかと思ってしまう。まあ、そういう時のためにも気を付けて運転しようなんて思うのだから効果はあるのかもしれない。